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     「日本映画の国際ビジネス」
  〜世界で勝つために知っておきたいコト〜
定価2,310円(税込)/A5判/196ページ/1月9日発売/キネマ旬報社刊
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★国際共同製作、日本コンテンツ&キャラクターの海外輸出、海賊版問題、法務関連なども検証!

次代の日本を担う有望産業・映像コンテンツ産業の中心であると言われながら、ここ数年、市場が飽和状態を迎え、総興収、総観客動員数いずれも頭打ちにある日本の映画産業。この現状を打破するための一つの解が、伸長著しい中国をはじめとした広大なアジア市場の開拓と、アジア各国の映画製作者の英知を持ち寄った国際共同製作への挑戦だ。本書では、“出でよ!国際プロデューサー”のメッセージを込め、現在、国際舞台の第一線で活躍する先駆者たちへの取材によって「日本映画の国際化の必要性」と「国際共同製作の可能性」を伝える。海外に進出するためにコレだけは知っておきたいことを網羅!

☆☆☆本書の内容☆☆☆

第1章:国際化に向けて、日本映画の歩き方
・国際共同製作の可能性を探る(井関惺/タラ・コンテンツ、三宅澄二/ミコット・エンド・バサラ、堀越謙三/ユーロスペース、鈴木一/ワコーetc)
・特別採録(釜山国際映画祭、日本—香港コンテンツセミナー)
・俳優の視線で語る国際共同製作(石橋凌)
・スタッフの視線で語る国際共同製作(阪本善尚)etc

第2章:ローカルプロダクションの現在と未来
・日本映画の活性化に向けて─ハリウッド・メジャーが挑む(小岩井宏悦/ワーナー・ブラザース映画、佐野哲章/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ジェシー・リー/20世紀フォックス映画)

第3章:日本映画・コンテンツの海外輸出
・日本映画の海外輸出(藤村哲也/フィロソフィア、徳丸敏弘/カプコン)
・韓国映画界に見る日本コンテンツ原作の映画化事情
・日本コンテンツ原作のハリウッド映画リスト
・日本コンテンツ原作の韓国映画リスト

第4章:国際プロデューサーの実務
・香港、シンガポールを活用した資金調達法
・海外進出を巡る法的知識

第5章:コンテンツ産業を脅かす海賊版の影響と対策
データ:国際共同作品リスト

執筆者

Naomi KannoNaomi Kanno