竹内結子&阿部寛の主演で現役医師・海堂尊による大ベストセラーを映画化、大ヒットとなった医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』(2008年2月公開)の続編『ジェネラル・ルージュの凱旋』の公開が決定しました。

窓際医師・田口と厚生労働省の役人・白鳥の凸凹コンビが病院内で起こる事件の謎に迫る「田口&白鳥」シリーズは、「チーム・バチスタの栄光」公開後もブームはとどまることを知らず、この秋には映画と別キャストによるテレビドラマ化、シリーズ4作目となる最新作(「イノセント・ゲリラの祝祭」)の発表など更にヒートアップし、原作はシリーズ累計で500万部を突破。今回はその中でもシリーズ最高傑作との呼び声が高い「ジェネラル・ルージュの凱旋」(宝島社刊)の待望の映画化となります。

切れ者だが冷徹・非情な一面も持つ救命救急センター長・速水にかけられた「殺人と収賄」の疑惑、そして彼を取巻く医師たちの複雑に絡み合う様々な思惑。‘ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)’の異名を取る速水は果たしてシロか、クロか…?「バチスタ事件」から1年、東城大学付属病院に再び巻き起こる事件に、田口&白鳥が再び挑みます。エンターテインメント性の高さだけでなく、現在社会問題化する救急医療の問題をリアルかつスリリングに描いている点にも注目が集まります。

注目のキャストは「バチスタ」コンビが復活。血を見るのが苦手な心療内科医・田口公子に、その美しさと演技力で観客を魅了し続ける女優・竹内結子。田口とコンビを組む厚生労働省のキレモノ役人・白鳥圭輔には、その圧倒的な存在感にますます磨きがかかる阿部寛。更にNHK大河ドラマ「篤姫」をはじめ、ドラマ・映画出演が相次ぎ、人気・実力ともに今最も注目を集める堺雅人が、‘ジェネラル・ルージュ’の呼び名を持つ救命救急センター長・速水晃一に扮します。メガホンを取るのは前作に引き続き中村義洋監督。『チーム・バチスタの栄光』で高い評価を集めた巧みな演出と独特なテンポで、複雑な人間関係が絡み合う物語を前作以上のスケールで描き出します。

<竹内結子 コメント> 
「私のような、空気のようでしかない者が、またも調査役を仰せ付つけられるなんて。向いてません本当に、との田口公子の声が聞こえてきましたが、続編にお声をかけて頂き私は大変嬉しく感じております。中村監督を始め、阿部さんや新たなキャストの皆さんと現場を共に出来ることを楽しみにしています。どうぞ皆さん、宜しくお願い致します」

<阿部寛 コメント> 
「再び白鳥を演じるにあたって、前回よりも味わいを加えていこうと思います」

■『ジェネラル・ルージュの凱旋』は、2009年3月7日(土)全国東宝系にて公開決定!!

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Naomi KannoNaomi KannoNaomi Kanno