京極夏彦原作、『魍魎の匣』のアニメ化が決定いたしました。
CLAMPによるキャラクターデザイン
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マッドハウスによるアニメーション制作という、
豪華スタッフ陣が集結いたしました。

驚異のベストセラー「百鬼夜行シリーズ」最高傑作、待望の完全アニメ化!!
全9冊で累計500万部を超える京極夏彦の人気長編「百鬼夜行シリーズ」。
衝撃的なデビューを飾った『姑獲鳥(うぶめ)の夏』は「推理小説の枠を超えた“超絶ミステリ”」と絶賛され、「憑物(つきもの)落とし」という斬新な主人公を生み出し、2005年に実相寺昭雄監督により、映画化された。
第二弾となる『魍魎の匣』は、登場人物の魅力を更に深めると共に、様々な事件を複雑に絡めながら最後には驚くべき結末が用意され、日本推理作家協会賞に輝くなど幅広い読者層から熱狂的に支持され続けている。1,000ページを超える長大なボリュームと、妖しくも美しく「映像化不可能」と言われた作品世界が、2007年、原田眞人監督によって、映画化された。
今回、実写映画で表現されてきたこの独特の“京極ワールド”に、かねてからファンの間で熱望されていたアニメ化が決定!

【百鬼夜行シリーズ解説】
昭和20年代末を主な舞台に、主人公・京極堂(中禅寺秋彦)が妖怪にまつわる奇怪な事件を「落とす」長編小説シリーズ。現在、第九弾まで発表されている。
『姑獲鳥の夏』(1994年) 『魍魎の匣』(1995年) 『狂骨の夢』(1995年) 『鉄鼠の檻』(1996年) 『絡新婦の理』(1996年) 『塗仏の宴 宴の支度』(1998年) 『塗仏の宴 宴の始末』(1998年) 『陰摩羅鬼の瑕』(2003年) 『邪魅の雫』(2006年)
第一弾『姑獲鳥の夏』は05年に実相時昭雄監督の手により映画化された。
シリーズは講談社ノベルスから刊行されたのち、講談社文庫から通常文庫版と分冊文庫版が刊行されている。
また長編小説に登場する脇役を主人公にした中篇連作小説集として『百鬼夜行—陰』『百器徒然袋—雨』『今昔続百鬼—雲 多々良先生行状記』『百器徒然袋—風』が刊行されている。

【ストーリー】
戦後間もない東京、美少女のバラバラ殺人事件が世間を騒がせている。
そんな中、引退した元女優・柚木(ゆずき)陽子の妹が行方不明に。ときを同じくして、匣を祀る奇妙な霊能者、そして巨大な匣型の建物の存在が明らかに——匣を巡る虚妄が奇怪な事件を結んでゆく。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ集まる。
果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

【スタッフ】
原作:京極夏彦(講談社刊)
アニメーション制作:マッドハウス
企画:丸山正雄
監督:中村亮介(『モンスター』監督助手、『デスノート』絵コンテ・演出)
シリーズ構成:村井さだゆき (『ブギーポップは笑わない』『パーフェクト・ブルー』『千年女優』脚本)
キャラクター原案:CLAMP (『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『×××HOLiC』連載中
『コードギアス 反逆のルルーシュ』キャラクター原案)
キャラクターデザイン:西田亜沙子(『シムーン』『桃花月憚』キャラクターデザイン・総作画監督
             『ヴァンパイア騎士』キャラクターデザイン)
色彩設計:大野春恵(『CLAYMORE』『逆境無頼カイジ』色彩設計)
美術監督:金子英俊(『はじめの一歩』『十兵衛ちゃん』『シグルイ』美術監督)
撮影監督:五十嵐慎一(『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『エル・カザド』撮影監督)
CGディレクター:菅 友彦(『capeta』CGチーフアニメーター、『ポルフィーの長い旅』CG担当)
プロップデザイン:木村雅広(『DEVIL MAY CRY』プロップデザイン、
『BALCK LAGOON』プロップ・メカニック設定)
編集:寺内 聡(『はじめの一歩』『逆境無頼カイジ』編集)
アニメーション制作:マッドハウス

【キャスト】
未定

執筆者

Yasuhiro Togawa