20世紀フォックス映画では、本作の公開を記念し、邦題案を一般から広く募集、応募の中からタイトルを決定するキャンペーンを実施。そして、ついにタイトルが映画『X-ファイル:真実を求めて』に決定した。

このキャンペーンは5月7日よりTSUTAYA online内で告知され、当日には800通近い応募が殺到し、応募締切日の6月6日までの一ヶ月になんと約2万通の応募が集まった。原題が『THE X-FILES:I WANT TO BELIEVE』(私は信じたい)とモルダーの信条でもあるタイトルのため「真実」や「信念」というワードが仕様された応募が多かったが、20世紀フォックス映画は「日本語としてミステリアスなX-ファイルの雰囲気を残しながら、シリーズが持っている本来のテーマをストレートに表現しており、今回の新作のイメージにぴったり」と本タイトルに決定した。

採用者にはジャパンプレミアに参加する権利が予定されているが、同様のタイトルの応募も多く、急遽、配給側が残念賞を用意する一幕もあるなど、「X-ファイル」の人気が10年経っても色褪せていないことが分かった。

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執筆者

Naomi KannoYasuhiro Togawa