本年度の第80回アカデミー賞主要4部門を受賞し、圧倒的なクオリティの高さを証明した『ノーカントリー』が遂に先週末に待望の公開を迎えました。「魔法にかけられて」や「犬と私の10の約束」と同日公開の中、全国41スクリーンで公開された2日間で43,460,900円の興行成績を記録する好スタートを切りました。この数字は、同じパラマウントヴァンテージ作品の「不都合な真実」(4.3億円)の152%の成績となっております。公開直前には、オスカー俳優でインパクトのある髪型とキャラクターの殺し屋を演じたハビエル・バルデムが来日し、全国への宣伝が広まったことも含め、今後の公開状況は、ファーストランに加え、GWから6月迄に延べ91館の上映も拡大決定となっております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ノーカントリー』  2日間(41館)
 観客動員数     31,746名
 興行成績  43,460,900円
 (スクリーン平均100万円をオーバー!)

対比作品
 『不都合な真実』 2日間(22館) 観客動員数 19,618名
          興行成績 28,438,600円 (152%)
 『ラスト・コーション』 2日間(73館) 観客動員数 16,322名
             興行成績 22,666,570円 (191%)
 『Ray <レイ>』 2日間(103館) 観客動員数 29,899名
          興行成績 41,192,300円 (105%)
(数字は全てパラマウウント・ピクチャーズ調べ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【STORY】
砂漠で狩りをしていたハンター、モス(ジョシュ・ブローリン)は、ある日死体に囲まれたピックアップ・トラックを発見する。
荷台には大量のヘロインと現金200万ドル。その大金に手を出した彼は、殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)から執拗につきまとわれ、さらには老保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)が2人を追い始める。ほんの出来心が、男たちの人生を思わぬ方向へと転がしていく・・・。果たして、この哀しくも可笑しい逃亡劇の結末は・・・?

監督・脚本:ジョエル&イーサン・コーエン 原作:コーマック・マッカーシー(「血と暴力の国」扶桑社刊) ※ピューリッツァー賞受賞作家
出演:トミー・リー・ジョーンズ(「逃亡者」)、ハビエル・バルデム(「海を飛ぶ夢」)、ジョシュ・ブローリン(「アメリカン・ギャングスター」)
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン/ショウゲート 
提供:博報堂DYメディアパートナーズ

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=45214