映画『アース』が都内スタジオにて、<コンダクター>として作品への参加が決定した<渡辺謙>さんがナレーション収録を実施いたしました。

【渡辺謙さんコメント】映画では初ナレーション!!
お話をいただいた際に英語版をアメリカで家族と一緒に観たのですが、素晴らしい映像が沢山出てきて、みんなで「すごいね」と言い合いながら観ました。
観客として純粋に楽しめる作品だったので、すごく張り切って引き受けさせていただきました。
今回<コンダクター>という呼名をいただいたのですが、これについては、『アース』を日本にただ紹介するという役目だけでなく、この映画の中にあるメッセージをみんなで一緒に“鳴らしてみましょう”、“奏でてみましょう”ということの指揮を振らせていただいたのかなと思っております。映画を観てエンタテインメントとして楽しんでいただくことは勿論、それだけでなく、そこに入っているメッセージ、問題なども一緒に考えていけたらなと思っています。
僕は、僻地俳優ですから(笑)、世界各国のとんでもないところによく連れていかれています。中でも、北極圏は夏と冬両方行っていて、冬の北極の厳しさは記憶に残っているので、映画の中で今の北極が変貌した様子と、そこで苦しむホッキョクグマの姿がでてきた際には身をつまされましたね。
映画に出て来る場所は極所ばかりですので、行ってみたい場所は?と聞かれると…答えるにもなかなか勇気が必要ですね。でも、アフリカにはまだ行ったことがないので、いつか行って、違う形の大自然を体感したいですね。
今回映画の中に入っているメッセージの1つでもある環境について、僕がやっていることといったら、スーパーマーケットに行くときは袋を持参するですとか、ごみを沢山出さないように努力したり、車を少しずつ控えて歩けるところは歩いたり、電車、バスを利用するようにしています。
なかなか難しいのですが、できることから意識して実行しています。

【「コンダクター」について】
今回、<渡辺謙>さんにナレーションを務めていただくに当たり、通常の<ナレーター>という意味合いでなく『アース』という旅の道先案内人であり生命のパレードの陣頭指揮者というイメージ、関わり方としても『アース』チームの一員としてご参加いただくことに、渡辺さんよりご賛同いただき<コンダクター>という呼称とさせていただきました。

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