10月20日(土)〜28日(日)に開催の第20回東京国際映画祭の審査委員長がアラン・ラッド・Jr氏に決定致しました。
また、今年の黒澤明賞は、TIFFに縁の深いデヴィッド・パットナム氏に贈られることになりました。第1回東京国際映画祭の審査委員長でもあったデヴィッド・パットナム氏は「長いキャリアを振り返ってみても、第1回東京国際映画祭で審査委員長を務めたときのことは、私の生涯の中でもっともチャレンジングで楽しく、とてつもなく満足のいく経験でした」と、当時を振り返り、喜びのコメントを寄せています。

アラン・ラッド・Jr/プロデューサー

映画業界における最も革新的で高い評価を受ける経営幹部、プロデューサーとしてその地位を確立。オスカー・ノミネーションは150を超え、50のオスカーを獲得。1973年、20世紀FOX社長に就任、ジョージ・ルーカスを起用し「スター・ウォーズ」の脚本を執筆させる。その後、ラッド・カンパニーを設立し「炎のランナー」などを製作し成功を収めた。
1985年、MGM/UAの経営に参画。会長兼最高経営責任者として「テルマ&ルイーズ」などのヒット作に携わる。そのキャリアは衰えることなく現在も精力的に活躍中。

デヴィッド・パットナム/プロデューサー
         クイーンズゲイト男爵パットナム卿C.B.E.
独立系の映画プロデューサーとして30年にわたって活躍。手がけたオスカー受賞作は「炎のランナー」「ミッドナイト・エクスプレス」など多数。コロンビア・ピクチャーズの会長兼最高責任者を務め、ハリウッドのスタジオ経営者としては唯一の非米国人となった。1982年に大英帝国勲章第三位を、また95年にはナイト爵位を授与され、97年には上院議員に任命された。フランスでは芸術文化勲章を3回授与されている。

【第20回東京国際映画祭コンペティション国際審査委員】
セルジュ・ロジック/モントリオール世界映画祭ゼネラル・ディレクター
ニコラ・ピオヴァーニ/作曲家
ウー・ニエンジェン/脚本家、監督
香川京子/女優
降旗康男/監督

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