2000年『EUREKA ユリイカ』でカンヌ国際映画祭において国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をW受賞。01年に『月の砂漠』、05年『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』が再びカンヌ国際映画祭に正式出品されるなど、世界の映画祭の常連となった青山真治監督は、その都度多くのマスコミ、映画関係者から注目されてきた。
世界三大映画祭の一つであるヴェネツィア国際映画祭のディレクターであり、作品を選ぶ審美眼において世界中の映画関係者から絶大な信頼を得るマルコ・ミューラー氏より届いた、直々の熱い熱いラブコールにより、青山真治監督最新作『サッド ヴァケイション』が第64回ヴェネツィア国際映画祭<オリゾンティ部門>オープニング作品として正式出品されることが決定した。

オープニング上映作品ということもあり、華々しい日本映画の傑作の誕生の瞬間です!!
構想10年、満を持して青山監督が世界に放つ最新作の晴れの舞台に、日本では絶対不可能であろう超豪華キャストの面々がヴェネツィアの地に大集結します。
********************************************************************************
ゲスト(予定):
青山真治監督、浅野忠信、石田えり、宮?あおい、オダギリジョー、光石研、高良健吾、板谷由夏
********************************************************************************

今作品は、初主演作『Helpless』と同じ役柄で挑んだ浅野忠信、圧倒的な存在感でスクリーン、舞台を問わず観客を魅了し続け、監督自身が出演を熱望し、今回が青山組初参加となった石田えり、さらに『EUREKA ユリイカ』の梢役で挑んだ青山組の常連、宮崎あおい、主演作が相次ぐオダギリ ジョーという、実力派のキャストたちが集結しました。
通常の国際映画祭では、監督と主演俳優だけが現地入りする事が多い中、こんなに多くのゲストが現地入りするのは本当に珍しい事。

【第64回ヴェネツィア国際映画祭】
開催期間:8月29日〜9月8日 
世界三大映画祭のひとつであるヴェネツィア国際映画祭は、1932年に世界最古の国際美術展であるヴェネツィア・ビエンナーレ映画部門として開催されたのがはじまりであり、世界最古の映画祭です。是枝裕和監督の「幻の光」、北野武監督の「HANA-BI」、が受賞するなど、日本の大いなる才能が見い出されています。「サッド ヴァケイション」もオリゾンティ賞を狙います!
スケジュール:8月31日正式上映(オープニング作品) 

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=45162