キンダー・フィルム・フェスティバルは日本最大のこども国際映画祭です。
世界の三大映画祭であるベルリン国際映画祭(ドイツ)の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て、前同映画祭ディレクターのレナーテ・ツィラを日本のディレクターに迎え、1992年に始まりました。
ベルリンでは、映画祭本体と同じく、こどもの審査員(kinder jury)がその年の各賞を決めていました。オープニングセレモニー、ゲストへの質疑応答、日刊の号外発行などがこどもたちの感性で行われていました。
当映画祭は、スタッフもドイツに足を運び、ベルリン国際映画祭の子ども部門に出品された世界各国の映画やアニメーションを鑑賞し、日本で紹介したいという作品を選出します。
このフェスティバルが、世界各国の映像作品の素晴らしさ、楽しさを伝えることと同時に、映画を通し、日本と世界のこども達との心の文化交流の場になることを願っております。

キンダー・フィルム・フェスティバル事務局

◎映画祭のみどころ!
●声優による吹替え生ライブ Voice over
声優が映像に合わせてその場でセリフを吹き替えます!!
キンダーならではの「ボイスオーバー上映」。まるで演劇やコンサートを観るかのような臨場感たっぷりの生ライブは、毎年こどもたちだけでなく大人までもが大興奮!
※出演声優:代々木アニメーション学院、アミューズメントメディア総合学院、東京アニメーター学院、東京アナウンス学院、キンダー声優 (全50名程度)

●声優吹替え体験(事前申込制)、アニメづくり体験 Workshop
声優体験やアニメづくり体験など、観るだけでなく心と体いっぱいに映像に触れ、笑う、泣く、怒る、感動するといった感情を素直に出す機会は、きっとこどもたちにとって貴重な体験となることでしょう。

●国内/海外の映画監督・アニメーター Guest
映画監督・アニメーション作家を招き、映画やアニメーションの作り手とこどもたちを結び、多くのこどもたちにその面白さを伝えていく活動を行っていきます。
「本物」に直接触れる体験を通して自然に国際性を身につけ、こどもたちが豊かな感性を育み、様々なことを吸収していただきたいと願っています。

★2007年度アニメづくり体験、豪華ゲスト決定!!
「山村浩二監督によるアニメ制作体験」
山村浩二 プロフィール
03年『頭山』がアヌシー、ザブレブ、広島ほか6つのグランプリ受賞、また第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされる。日本人として初の快挙をとげる。ヤマムラアニメーション代表。

「村田朋康監督 舞台挨拶&トークショー」
「村田朋康監督によるアニメ制作体験」
村田朋康 プロフィール
02年『睡蓮の人』が第5回文化庁メディア芸術祭/アニメーション部門優秀賞他、数々の賞を受賞。Mr.Childrenのプロモーションビデオも手がける、期待のアニメーション作家。

●2007年上映作品 (6月13日現在)
『ピングー』  スイス/5分
パパ、ママ、妹のピンガと南極に住んでいるやんちゃで元気なペンギンの男の子ピングー。今日はみんなとどんな楽しい1日を過ごそうかな?
『テディとアニー』  英国/1997年/25分
新しいおもちゃと引き換えにクリスマスの翌日に捨てられてしまった古い人形テディーとアニー。冬の寒さに凍えながらも新しい持ち主探しの旅に出かける。はたして新しい持ち主は見つかるのでしょうか。友情のきずなの大切さをあらためて考えさせられる心温まる作品。
『ぼくのゴール』/イスラエル/1996年/17分
「ナイスゴール!」−仲間の試合を懸命に実況中継するヤーロン。だけど父さんはボクがエース・ストライカーだと思ってる。サッカーを通じて築かれる父と息子の強い絆。切なくも温かみある展開が胸に染みる秀作です。
『うさぎのウィリーと森のともだち』  
スウェーデン/2006/29分
『たいせつなこと』
スウェーデン/2006/35分
『リトル・プリンセス ーカエルの王子さま』
英国/2006/11分  
『ピパリーナ』  
フィンランド/2005/5分
『道ばたのリンゴ』
イラン/2006/35分
『星空からのプレゼント』  
英国/2001/29分
『やさしいきもち』
ドイツ/2002/3分
『ぼくの「なんで?」』
ドイツ/2005/4分
ほか、多数。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
http://www.kinder.co.jp/

●こどもたちによる運営スタッフを募集! Kinder Staff
★「キンダー・スタッフ」とは、
「キンダー」とはドイツ語で「こども」の意味。「審査員」 「ジャーナリスト」 「司会者」 「ディレクター」を、こどもたちがそれぞれ担当。映画祭を運営し、盛り上げます。

①「審査員」は、
会場で、すべてのコンペティション作品を鑑賞します。
審査員だけで話し合う、こども審査会議(日時は下記)にてグランプリを決定し、表彰式でグランプリを発表します。
キンダーならではの歴史ある、「こども審査員制度」です。
②「ジャーナリスト」は、
こどもたちが新聞記者やカメラマンとなって、映画祭の様子を取材します。映画監督のインタビューや、作品の批評など、映画祭の魅力をこどもたちの目線で記事にします。完成した新聞は映画祭に来場された方々に配られます。
※今年度は、『日経Kids+』編集部へうかがい(8/6 13時〜)、尾島和雄編集長に、ジャーナリズムを教わります。

①審査員 10名  ②ジャーナリスト 6名  大募集!
詳しくはHPを要チェック!!!
http://www.kinder.co.jp/

7/13締切!