「モンスターズ・インク」(02)、「ファインディング・ニモ」(03)、そして「Mr.インクレディブル」(04)など、全世界で大ヒットとなった名作の数々を生み出してきたピクサー作品。その全世界が注目するピクサー作品最新作「レミーのおいしいレストラン」で、映画やTVドラマ、CMなど幅広い活躍で人気の若手俳優、佐藤隆太(27歳)が、吹替え初挑戦する事が決定した。
本作は、「Mr.インクレディブル」でアカデミー賞長編アニメ部門など2部門受賞、脚本賞など2部門ノミネートし、全米CGアニメーション興収歴代4位を記録したブラッド・バード監督の最新作で、グルメの都・パリを舞台に、シェフを夢見るネズミのレミーと、料理の苦手な見習いシェフのリングイニとが出会うことから始まる、《夢》と《奇跡》を描いたファンタジー作品。そして、レミーとともに、時にはドタバトと、時にはハートフルに、ネズミと人間という壁を越えて友情を築いていく心優しいリングイニの声を、佐藤隆太が担当する。
今回リングイニ役に佐藤隆太を起用した理由を、配給のブエナビスタでは、「長身のリングイニの風貌は、まさに佐藤隆太さんとソックリ」と語る。また、「料理が苦手なのに厨房に立たなければいけない見習いシェフという役柄を、彼なら面白可笑しく演じてもらえるという確信と、何より心優しいリングネの人柄と佐藤隆太さんの笑顔がリンクしました」とコメント。ピクサー作品は、ディズニー作品と同じく、各国の吹替えを担当する配役に対しても製作サイドの厳しい審査がある事で有名だが、まさに配給元の狙い通りに、製作サイドの審査を難無く通過し、この日本語吹替えが決定したことになる。

佐藤隆太コメント

吹替えは初めてなので、少し緊張してもいますが、すごく楽しみです。今回こういったお話しを頂いて、すごく嬉しく思います。
小さい頃、お祖父さんがディズニーのビデオを沢山家に持っていて、それを観に行くのが大好きでした。ミッキーとかドナルドが見られるんだって、わくわくして行ったことを今も覚えています。
それに、小さな頃から料理を作るっていう作業も好きでした。でも、自分の為にだけ作る料理なんで、そんなに見た目は美しくは無いと思いますし、料理が上手いって訳ではないと思いますけど。味はどうなんでしょう?僕的には美味しいんですけどね。得意料理は、炒め物です。実家にいた時も、冷蔵庫を開けて、残り物を見つけてと…男の炒め物です。ドラマ「バンビ〜ノ!」でもシェフ役をやっていますが、やっぱりこの作品の厨房とも雰囲気とかは凄く似ています。役柄やキャラクターは全く逆ですが、キッチンを想像しながら吹替えに挑戦出来るので、ナイスタイミングだと思います。
でも、きっとリングイニ君のビジュアルで選ばれたんだと思います。ちょっとくせ毛な髪質や、縦長な馬っぽい顔で…。なんで絶対にリングイニ君とは共感できると思いますので、吹替えも頑張りたいと思います。リングイニは、すごくダメな男の子なんですけど、ある種かわいらしいなって凄く思うんです。レミーと出会って、少しづつ彼の中でも、変化があって、前向きになっていく姿は、ぜひ、みんなから応援してもらいたいなって思います。

本作の日本語吹替えは6月上旬に実施を予定し、7月28日より全国ロードショーされる。まさに、大人から子供までのファミリーで楽しめる、夏休み映画一番の注目作となりそうだ。

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