ジョニー・デップを始めとした来日キャンペーン(5月22日(火)の来日、23日(水)の記者会見、アジア・プレミア)で日本中を熱狂させた「パイレーツ・オブ・カリビアン /ワールド・エンド」が5月25日(金)から日本史上最多となる全国885スクリーンで公開された。
 25日(金)から27日(日)までの3日間の興収は19億3,869万7,200円、動員148万6413人で日本におけるオープニング3日間の興収新記録(先行上映除く)を樹立した。
 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のオープニング3日間興収(先行上映除く)18億8,500万円を超える洋画歴代No.1のオープニングとなった。
 公開初日が平日の金曜日にも関わらず、公開日を心待ちにしていたファンが劇場につめかけ、興収4億6,745万2,950円、動員37万1,470人を記録。休日となる2日目の26日(土)は興収7億2,205万8,150円、動員55万2,478人、3日目の27日(日)は興収7億4,913万8,000 円、動員56万2,425人と爆発的な集客を見せ、日本中の劇場が「パイレーツ」に染まった。シネコンでは「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の観客で、午前中から全回売り切れる劇場が続出した。
 全国885スクリーン(字幕549、吹き替え336)の客層は老若男女幅広く、洋画としては驚異的な客層の広さとなった。これは興収100億円を突破した前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の158.4%で、「ハリー・ポッターと賢者の石」興収202億円、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の興収175億円を越える勢いでのスタート。
 更に27日(日)にテレビ朝日系で放送された第1部「パイレーツ・オブ・カリビアン/ 呪われた海賊たち」も26.5%と驚異的な視聴率を記録し、まさに週末は「パイレーツ」が日本をジャック(制覇)した。日曜洋画劇場では1995年6月25日オンエアの「ダイハード」以来12年ぶりの視聴率25%突破となる。

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<来場した観客の感想>
「ジョニー・デップ最高!」(女子高生)
「どうしても公開初日に見たくて、昨日第1部、第2部を見直しました」(20代男性)
「ウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の愛の行方が分かりました」(20代女性)
「100点満点中200点の満足度!」(女子大生)
「完結するのがもったいない、是非第4部をつくって欲しい」(40代女性)
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<洋画オープニング3日間歴代興収記録>(先行上映除く。ブエナビスタ調べ)
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド/19億3,800万円/2007年5月25日
ハリー・ポッターと秘密の部屋/18億8,590万円/2002年11月23日
ハリー・ポッターと賢者の石/18億4,150万円/2001年12月1日
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/16億7,889万円/2004年6月26日
マトリックス/リローデッド/16億4,079万円/2003年6月7日
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