ソニー株式会社(東京都港区)は、高校生の創造性を大きく育むことを目的にスタートした映画制作応援プロジェクト『ソニー・ムービー・ワークス2007』を本年も開催、映像制作を志す全国の現役高校生を対象にショートムービー“映像企画” を募集いたします。
『ソニー・ムービー・ワークス2007』は、応募いただいた企画をもとに10分間のショートムービーを、高校生が自分たちで制作するプログラムです。第4回目となる今年の募集テーマは、「Color(カラー)」。これは、社会の価値観が大きく変化する現在を生きる高校生に、「Find your true color」=「本質を探して表現して欲しい」というメッセージを込めています。「Color」が持つ様々な意味(色、色彩、性格など)から発想を広げ、自分の個性(Color)や多様な表現について創造力溢れる企画を期待します。
審査の視点は、1.テーマ性、2.創造性、3.意欲・チームワークで、書類と面接による審査で10チームを選出。選考通過チームは、応募した企画の実現に向け、夏休みに行われるワークショップ(合宿)で企画づくりなど映像制作の基礎から機材トレーニング、編集、ロケの手続き、著作権などまで、各分野のプロに徹底指導を受けることができます。そして、ワークショップ終了時にはハイビジョンデジタルビデオカメラや編集用PC・ソフトなど必要機材が貸し出され、各自考えた企画・シナリオ・脚本・キャスティングのもと制作をスタート。12月には、映像の専門家や一般観客の前で作品を披露、優秀作品の表彰と、全員に修了証が授与されます。
『ソニー・ムービー・ワークス』は、ソニーの持つ技術、製品、グループ社員の力を活かし、2004年から実施している社会貢献活動のひとつです。回を重ねるごとに、参加する高校生の映像表現や思いの高まりが感じられ、今回から全国の高校生が参加しやすいよう、またより高度な技術体験ができるようにプログラムを進化させました。映画というモノづくりを通じて、10代の今でしか表現できないこと、今だから感じられることを体験し、映画づくりの第一歩としていただきたいと思っています。

「ソニー・ムービー・ワークス2007」 参加募集要項

募集概要: 「Color(カラー)」をテーマにした、約10分間の映像作品企画を募集
ドラマ、ドキュメンタリーなどジャンルは問いません。
ワークショップを経て制作された作品の著作権は主催者に帰属します。
応募方法:  所定の応募申込書に必要事項・構成案を記載し事務局へ郵送
応募用紙の入手は事務局までお問い合わせいただくか、本プロジェクトホームページ(※)よりダウンロードもできます。
(※近日公開予定 URL http://www.sony.co.jp/next/
募集締切: 2007年6月25日(月) 当日消印有効
応募先・一般の方のお問合せ先:
〒150-8343 東京都渋谷区渋谷2-12-19
プラップジャパン内「ソニー・ムービー・ワークス」事務局
TEL:03-3486-8887/FAX:03-3486-0585(受付時間:平日10:00〜17:00)
応募資格: 平成元年4月以降から平成3年3月までに生まれた方。または、平成19年7月現在、高等学校及び各種学校に在学中の生徒であり、またその作品であること。
グループ、部活動など、チーム形式で参加できます。ただし、ワークショップへの参加は1チーム3名まで。
参加費: 無料(ただし、一次選考通過者は、二次選考会に参加する際の「交通費」「昼食代」などは原則として各自ご負担ください。)
選考: 書類と面接による審査で、10チームを選出
一次選考 6月中旬 書類審査 事務局(非公開)
二次選考 7月上旬から中旬 面接審査 東京・大阪・仙台(予定)
<審査の視点>
①テーマ性(テーマを深く考察し、高校生らしいユニークな視点での映像表現を目指しているか)②創造性(独創性や斬新さ、映像作品としてユニークな作品になる可能性を秘めているか)③映像制作に取り組む意欲、チームワーク
制作スケジュール:
ワークショップ 8月上旬 3泊4日合宿(予定)
1. 映像制作の基礎、企画づくり、画コンテの書き方
2. 機材トレーニング(ビデオカメラ、PC、照明、マイクなど)
3. 撮影、編集の実践
4. 撮影(ロケ)などの諸手続き、著作権などについて
制作 9月〜11月中旬
チームごとに、撮影(ロケ)や編集などの作業に取り組みます
作品上映会 12月22日(土) ソニー株式会社本社(東京都港区)
審査・表彰と修了式を行います

■2006年度の作品、ワークショップの様子などをソニーCSRのホームページでご覧いただけます。
http://www.sony.co.jp/csr/