ゴールデンウィークの恒例イベント「イタリア映画祭」は、日本の多くの映画ファン、イタリアファンの皆様に支えられ、今年で7回目を迎えます。
この映画祭での高い評価がきっかけの一つとなって「輝ける青春」「家の鍵」「イタリア的、恋愛マニュアル」などの映画館での公開が次々に決まり、イタリアと日本の映画界の架け橋としての役割はますます高まっています。
今年は2005年以降に製作された新作12本が上映されます。また、「日本におけるイタリア2007・春」の一環として今年は会期を8日間に拡大し、新作の他にも劇場公開作品のプレミア上映や短編作品、サイレント作品の上映など、より多彩な作品を、より多くの皆さまにご紹介します。どうぞご期待ください。

☆期間
4/28(土)〜5/5(土・祝)

☆上映作品
A 犯罪小説 Romanzo criminale(2005年/146分、監督:ミケーレ・プラチド)
B 私たちの家で A casa nostra(2006年/101分、監督:フランチェスカ・コメンチーニ)
C 家族の友人 L’amico di famiglia(2006年/110分、監督:パオロ・ソレンティーノ)
D 気ままに生きて Anche libero va bene(2006年/108分、監督:キム・ロッシ・スチュアート)
E カイマーノ Il caimano(2006年/112分、監督:ナンニ・モレッティ)
F わが人生最良の敵 Il mio miglior nemico(2006年/115分、監督:カルロ・ヴェルドーネ)
G N‐私とナポレオン N — Io e Napoleone(2006年/110分、監督:パオロ・ヴィルツィ)
H 新世界 Nuovomondo(2006年/120分、監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ)
I ヴィットリオ広場のオーケストラ L’orchestra di Piazza Vittorio(2006年/90分、監督:アゴスティーノ・フェッレンテ)
J 結婚演出家 Il regista di matrimoni(2006年/100分、監督:マルコ・ベロッキオ)
K 星なき夜に La stella che non c’e(2006年/104分、監督:ジャンニ・アメリオ)
L プリモ・レーヴィの道 La strada di Levi(2006年/92分、監督:ダヴィデ・フェラーリオ)

☆プレミア上映
X 空のように赤く(仮題)Rosso come il cielo(2004年/95分、監督:クリスティアーノ・ボルトーネ)
Y それでも生きる子供たちへ All the invisible children(2005年/130分、オムニバス作品)
Z マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶 Marcello, una vita dolce(2006年/102分、監督:マリオ・カナーレ、アンナローザ・モッリ)
☆サイレント映画
S カビリア [染色(一部彩色)版](1914年/3308メートル、16コマ/分=181分、監督:ジョヴァンニ・パストローネ)

☆短編
a.癒しがたき愛(2005年/16分、監督:ジョヴァンニ・コヴィニ)
Un inguaribile amore (Giovanni Covini)
b.ザカリア(2005年/15分) 監督:ジャンルーカ&マッシミリアーノ・デ・セリオ
Zakaria (Gianluca & Massimiliano De Serio)
c.見えますか?(2006年/13分22秒) 監督:アレッサンドロ・デ・クリストファロ
Do you see me? (Alessandro De Cristofaro)
d.ニュース(2006年/4分) 監督:ウルスラ・フェラーラ
News (Ursula Ferrara)
e.私です(2006年/21分) 監督:セルジョ・カステッリット
Sono io (Sergio Castellitto)

☆公式HP
http://www.asahi.com/event/it07/