4月21日(土)より、日劇1ほか全国劇場にて《超拡大》公開される、ハンニバル・レクター博士の誕生の謎を描いた映画『ハンニバル・ライジング』のトマス・ハリス原作本(高見浩訳 新潮文庫刊)が、3月28日より全国で発売され、3月28日、29日の2日連続の日別ベストセラーランキング(日販オープンネットワークWIN調べ)において、文庫部門全国集計で、堂々1位、2位独占の売れ行きをマークしました。購読層は男女比ほぼ半々で、OL、ビジネスマンが中心層と版元の新潮社は分析。GW一押しのデートムービーとして期待が高まる結果が弾き出されました。なお本作は、シリーズ中初めてトマス・ハリス自身が脚本を手掛けている。

トマス・ハリス プロフィール
「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」

1940年、テネシー州ジャクソン生れ。公衆の面前に姿を現すことが小なく、謎が多い。32年の作家生活で、著作がわずか5作しかないという、寡作な作家。大学時代に地元紙「ニューズ・トリビューン」の記者として採用され、その後、AP通信のニューヨーク支局に勤務、報道記者として活躍した。1975年、『ブラック・サンデー』で作家デビュー。81年、ようやく第2作「レッド・ドラゴン」を発表。わずか二作で、世界の注目を浴び、88年に発表した名作「羊たちの沈黙」で、名実ともにサイコ・スリラーの頂点を極めた。デビュー作以降は、ハンニバル・レクター・シリーズしか書いていないが、綿密な取材と、その上に構築された大胆な仮説を、現実や、歴史的に存在する組織や人物に託して展開するストーリー・テリングの才能には定評がある。最新作「ハンニバル・ライジング」は、原作だけでなく脚本も手がけ、本人が直接取材したかの様な日本文化の詳細な記述が散りばめられている。

監督:ピーター・ウェーバー『真珠の耳飾りの少女』
原作/脚本:トマス・ハリス「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」
「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」(新潮文庫より発売中/高見浩訳)
出演:ギャスパー・ウリエル『ロング・エンゲージメント』
   コン・リー『SAYURI』

原題:Hannibal Rising  
製作:ディノ&マーサ・デ・ラウレンティス
北米公開:2007年2月9日 配給/MGM 

公式サイト:http://www.hannibal-rising.jp/

4月21日(土)日劇1ほか全国<超拡大>ロードショー

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