「第3回国際交流基金 アラブ映画祭2007」

★中東のハリウッド=エジプト映画 日本初の大特集!

国際交流基金主催の「アラブ映画祭」は、今年で3年目を迎えます。
05年、06年と、日本人にとってまだまだ馴染みの薄い中東アラブ地域の話題作を上映し、中でもイラク戦争後に作られたイラク映画は、大変な反響をいただきました。

過去2年間とも会場にいた私も、来場者の圧倒的な数、シンポジウムでのお客様からの質疑応答の活発さなど、改めて中東社会への関心の高さを肌で実感し、ほんとに驚かされました・・・。

そして、これまでの集大成とも言える
「第3回国際交流基金 アラブ映画祭2007」を開催いたします。

今年は、2部構成でお届けします。
まず<アラブ新作映画パノラマ>は、サウジアラビア、イエメンといった映画製作自体が始まったばかりのアラブ諸国の新作映画(5本)をプレミア上映します。

そして<エジプト映画回顧展>は、エジプト国立フィルムセンターの全面協力のもと、エジプト映画史上の名作・傑作の中から12本を一挙上映、これは日本初の大特集です!

日本を含めアジア人が普通にハリウッド映画に慣れ親むようにアラブ諸国の皆さんは、エジプト映画を見て育つそうです。
エジプトの芸術性の高い映画の背景には、こうした娯楽性の高い映画が量産されている土壌があるからです。
まさに“中東のハリウッド”と言っても過言ではありません。

映画祭の責任者で、国際交流基金フィルムコーディネーターの石坂健治は実際にエジプトに行き、作品選定をしてきました。
エジプト映画について次のように語ります。
「アラブ諸国の人たちが日常的に接する映画、それはコメディ、ミュージカル、アクションといったエジプト製の娯楽映画です。今回はアラブ映画のメインストリームであるエジプト映画を1930年代から2006年の最新作まで年代順にお届けします。」

「第3回国際交流基金 アラブ映画祭2007」
・会期:3月9日(金)〜18日(日)
・会場:赤坂・OAGホール
・主催:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
・協力:エジプト文化省、エジプト国立フィルムセンター

まもなく、ホームページが立ち上がります!
決定しましたら、お知らせします。

以上