ニューヨークを拠点に活動する映像作家の想田和弘監督ドキュメンタリー映画『選挙』(120分、英語題名:CAMPAIGN) が、来月8日から開かれるベルリン映画祭(フォーラム部門)に正式招待されました。

「選挙」の舞台は、2005年秋に行われた川崎市議会補欠選挙。公募で選ばれ自民党から立候補した山内和彦氏に密着し、選挙運動の舞台裏を描いた作品です。ナレーション、インタビュー、音楽を使用せず、巨大政党・自民党が繰り広げる選挙運動をじっくりと観察しようというスタンスで製作。

「選挙」はベルリン映画祭を皮切りに、香港国際映画祭、シネマ・ド・レアル映画祭コンペ部門(パリ、ポンピドーセンター)、SXSW映画祭コンペ部門など各地の映画祭で上映されることが決まっております。また、米公共放送PBSでの全米ゴールデンタイムでの放送(推定視聴者数2〜300万人)や、BBC、ARTE、アルジャジーラなど世界25カ国での一斉放送(推定視聴者数1億5千万人)なども予定されております。

サイト:http://www.laboratoryx.us/

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