映画館ってどんなところ?
みんなでいっしょに映画をみにいこう!
“かつどうべんし”って どんなひと?

■上映作品:
 サイレント映画の名作3本をDVD上映。

「一寸法師ちび助物語」(10分)
「チャップリンの勇敢」(20分)
「子宝騒動」 (34分)

日本のドタバタ喜劇、アニメーション映画、チャーリー・チャップリンとバラエティに富んだラインナップ。
子どもから大人までが楽しめるプログラムです。
上映には活動弁士(かつどうべんし)の佐々木亜希子さんによる「かつべん(語り)」がつき、上映終了後には「かつべんとは?」をテーマにした授業があります。

■当日プログラム(予定):
1. 劇場スタッフによるおはなし
‐「映画館でのお約束」
‐「映画館のお仕事とは」
2. 作品上映(3作品、活弁つき)
3. 活動弁士(かつどうべんし)による映画のおはなし
‐ 「かつべんとは?」
*参加してくれたみんなに「お楽しみプレゼント」つき。

■参加費用:
大人1,000円、子ども500円 (傷害保険料実費含む)
■集合場所:
渋谷・Q-AXビル1F 午前9時30分
(会場となるユーロスペースが入っているビルです)
■対象年齢:
2歳-12歳向け(保護者の付き添いが必要です)
■募集定員:
20組 (先着順、ただし定員に達し次第締切)
■参加は申し込み制です
応募方法
参加者全員(大人と子ども)のお名前・年齢・電話番号・住所*を明記し、下記いずれかの方法でお申し込みください。受付票と詳細を地図とともに返信いたします。
(1)Eメール: eigagakkou@hotmail.co.jp
(2)郵便: 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北1-11-2 CITY JUN 203 岡崎匡
*「映画館遠足」は親子での参加を原則とします。子どもたちのみ、または子どもたちの引率や付き添いでない成人の方の単独でのお申し込みはご遠慮下さい。
*対象年齢はあくまでも目安です。
*傷害保険は、遠足参加中の万が一の事故による怪我の治療費等を補償するもので、大人・子ども問わず参加者全員に加入していただきます。
*申し込み時にいただきます個人情報は、傷害保険への加入、今後の「ちいさなひとのえいががっこう」の活動に関する御案内の目的にのみ利用することとし、第三者への提供、その他の目的には使用いたしません。
■上映プログラムについて
1.「いっすんぼうし ちびすけものがたり」
…だいじなおひめさまをまもるため、チビすけいっすんぼうしがだいかつやく。ひじゅつのスタンプでドンドンふえるチビすけがかわいいよ。
●監督は日本初の長編アニメーション「桃太郎・海の神兵」の瀬尾光世。日本古来の昔話を、当時としては奇想天外なるギャグを織込んだ初期の短編アニメーション作品。

●1935年(昭和10年)10分
●演出・作画/瀬尾光世
2.「チャップリンのゆうかん」
…けいさつかんになったチャーリーが、まちのあばれものをこらしめる。アパートで、まちのとおりで、ちかしつで…チャーリーのかつやくにちゅうもく!
●チャップリンの初期の傑作。ドタバタ喜劇の中にも貧困・飢え・暴力などのテーマを描いている。2階建てのアパートや屋外、地下室などのセット空間を活用したアクションも素晴らしい。
● 1917年 米 ミューチュアル社作品 20分 原題:Easy Street
● 監督・脚本・主演/チャールズ・チャップリン
● 共演/エドナ・パーヴィアンス、エリック・キャンベル
3.「こだからそうどう」
…びんぼうなおうちに7にんめのこどもがうまれます。しごとがないおとうさんは、こどものためにおかねをかせごうとがんばりますが…。
●喜劇の神様と呼ばれ、「男はつらいよ」の寅さんの名前の由来となった斎藤寅次郎監督の無声映画時代の最高傑作。天才的なギャグだけでなく、不景気の時代への痛烈な風刺となっている。
● 1935年(昭和10年) 松竹キネマ蒲田作品 34分

● 監督/斎藤寅次郎

● 出演/小倉繁、出雲八重子
■弁士プロフィール
佐々木亜希子(ささき あきこ)
活動写真(映画)の弁士。NHK山形放送局にて3年間アシスタント・キャスターを務めた後、関東でテレビやラジオのアナウンスで活躍。平成13年より弁士として各地で公演や子どもを対象としたワークショップを行っている。
  ホームページ → http://mokuren.gr.jp/
■活弁とは?
むかしむかし、日本の映画館では弁士による映画説明が行われていました。当時は劇場ごとにおかかえの弁士がいて、その人気が劇場へのお客さんの入りを左右するほどの影響をあたえていました。
■保護者のみなさんへ
 「ちいさなひとのえいががっこう」は「映画を勉強しよう!」をコンセプトに、子どもも親も一緒になって映画を楽しめる場を作りたい、とボランティアの有志が集まって活動を始めたサークルです。2005年春から活動を始めてこれまでに「こどもえいがかい」を12回開催してきました。
 これからもいろいろな映画上映会で映画を楽しんだり、近くの映画館へ遠足に行ったり、映画の作り方の秘密を知るためのワークショップを企画しようと考えています。活動の内容についてはブログをご覧ください。
<ちいさなひとのえいががっこう: http://yaplog.jp/eigagakkou/ >
■「親子で映画館遠足」について
「親子で映画館遠足」は昨年7月に「ちいさなひとのえいががっこう」で初めて実施した課外授業です。前回の好評を受けて第2弾の開催となりました。
「親子で映画館遠足」は、以下のような目的で行う企画です。
・ 観る楽しみ
ひとつの素晴らしい映画をたくさんの人と一緒にスクリーンで観る楽しみ。
・ 知る楽しみ
「映画がどうやって作られるのか」「映画に描かれている背景」を知り、また「映画館とはどんなところか」を知る楽しみ。
・ 映画を通じた交流
みんなでお出かけする「遠足」の楽しみ、映画で増えるお友だち。

「まだ子どもが小さいから、映画館に連れていくのはちょっと・・・」あるいは「子どもに映画を見せたいと思うけど、何を見せたらいいのか選べない」という保護者の方々がお子さんと一緒に映画館に足を運び、お家に帰ってからも一緒に見た映画についてお子さんとお話するきっかけになることができれば、と考えています。子どもたちにとって素敵な思い出になることを願います。

「ちいさなひとのえいががっこう」へのお問い合わせは
Eメール: eigagakkou@hotmail.co.jp
電話: 090-7132-8393(岡崎)

主催:ちいさなひとのえいががっこう
共催:コミュニティシネマ支援センター/財団法人国際文化交流推進協会/ユーロスペース
助成:独立行政法人 国立青少年教育振興機構
支援:文化庁 (平成18年度文化庁芸術団体人材育成支援事業) 協力:ワイ・プランニング