来年2月公開予定の日本映画『カインの末裔』が、第57回ベルリン国際映画祭フォーラム部門(来年2月8日(木)より開催)に正式招待されました。

監督は、大人計画の松尾スズキ・阿部サダヲ出演『日本の裸族』や中村獅童の初主演『赤線』の奥 秀太郎(おく・しゅうたろう)。

“デジタル映画時代の革命児”と評される彼は、映画以外にも、数多くの舞台作品にも映像プランナーとして参加し、来年3月23〜25日にはスパイラルホールで開催される、書道家・武田双雲とピアニスト・稲本響のコラボレーション・ライブの演出を手掛けるなど、映画、舞台、音楽、アートといった幅広いジャンルで活躍する若手クリエイターのひとりです。

舞台は、川崎の工業地帯“夜光”。
物語は15歳で母親殺しを犯し少年院を出所した男がこの街に流れてくるところから始まる・・・。
汚染された空気、新興宗教、殺人、違法な銃の製造など・・・
どこか今の日本社会の“縮図”にも見えるダークサイドな世界が、主人公の男の迷走と共にスクリーンに写し出されます。

2007年2月、シアター・イメージ・フォーラムにて公開
(全国順次公開)

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