☆ゴールデン・グローブ賞 コメディ・ミュージカル部門ノミネート!
主演男優賞 ウィル・フェレル
☆放送映画批評家賞協会賞ノミネート!
助演女優賞/エマ・トンプソン 脚本賞/ザック・ヘルム
『主人公は僕だった』
原題(STRANGER THAN FICTION)

米国で、現地時間12月14日(日本12月15日)にゴールデン・グローブ賞の各部門のノミネートが発表されました。本作ではコメディ・ミュージカル部門主演男優賞にウィル・フェレルがノミネートされました。  
去る12月13日(現地時間)には、放送映画批評家協会賞の2部門、助演女優賞にエマ・トンプソン、脚本賞にザック・ヘルムがノミネートされました。
日本公開の07年5月を前にして、早くも話題沸騰!ぜひ、ご注目下さい。

※第64回ゴールデン・グローブ賞授賞式は2007年1月15日(日本時間16日)開催予定

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ハロルドの人生は、悲劇作家が執筆中の小説だった—
しかも結末は、主人公(ハロルド)の死!!果たして彼は、人生のストーリーを書き直すことができるのか?!

私たちの人生のストーリーを書いているのは、運命?神サマ?それとも自分自身?国税局に勤めるハロルド・クリックの場合、なんとそれは文字通り”作家”だった!毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数歯を磨き、同じ歩数でバス停まで行き、会計検査官の仕事をこなして、毎晩同じ時間に眠る。そんな几帳面すぎる毎日を送っていたハロルドに、ある朝、突然、彼の行動を正確に描写する女性のナレーションが聞こえてくる。声の主は、悲劇作家カレン・アイフル。10年の沈黙を破る最高傑作の完成を目の前にした彼女が、ラストでいかにして死なせようかを悩んでいる主人公こそ、ハロルドだったのだ。何とか自分の物語を喜劇にしようと生活を変え始めるハロルド。自分と住む世界が違う女性に恋をしたり、子供の頃の夢だったギターを弾いたり、愛すべき姿に変わりゆくこの人生を、ハロルドは守ることができるのか?
最悪の災難に遭うことによって、新しい人生に踏み出すハロルドを演じるのは大ヒット作『プロデューサーズ』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたウィル・フェレル。ハロルドの”人生の作者”カレンに扮するのは、『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞主演女優賞、『いつか晴れた日に』でアカデミー賞脚色賞を獲得したエマ・トンプソン。ハロルドが助けを求める文学理論の大学教授ジュールズ・ヒルバートに扮するのは、『クレイマー・クレイマー』『レインマン』でアカデミー賞を2度受賞した名優ダスティン・ホフマン。またハロルドの恋の相手には『セクレタリー』でゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞し『ワールド・トレード・センター』でも注目をあつめたマギー・ギレンホールが演じています。
監督は、ハル・ベリーのオスカー獲得も話題をよんだ『チョコレート』、アカデミー賞7部門にノミネートされた『ネバーランド』のマーク・フォスター。ハリウッドで争奪戦となったオリジナリティ溢れる脚本を手掛けたのは、なんとこれが長編初脚本となる期待の若手新人ザック・ヘルム。その偉才が早くも注目を浴び、監督デビューも決定している。
大胆不敵な設定に驚愕し、緻密に練られた脚本に引き込まれ、豪華演技派俳優たちの真剣勝負に感嘆し、エンドクレジットが流れる頃には、最強の握力で心をわし掴みにされてしまう感動作がいよいよ、07年5月に日本で公開されます。全米マスコミからも高く評価され、来る賞レースの目玉的存在になるだろう『主人公は僕だった』。ぜひ、ご注目下さい。

主演:ウィル・フェレル『プロデューサーズ』
   エマ・トンプソン『ハワーズ・エンド』『いつか晴れた日に』
   ダスティン・ホフマン『クレイマー・クレイマー』『レインマン』
監督:マーク・フォスター『チョコレート』『ネバーランド』
脚本:ザック・ヘルム
撮影:ロベルト・シェイファー
音楽:ブリット・ダニエル(スプーン)
2006/アメリカ映画/1時間52分

2007年5月より日比谷みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

【プロフィール】
ウィル・フェレル(ハロルド・クリック)
1967年、カリフォルニア生まれ。「SATURDAY NIGHT LIVE」に出演。95年から2002年にかけて7シーズンにわたって多才ぶりを発揮する。その後、『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』(03)で、大ブレイクする。『プロデューサーズ』(05)では、ゴールデングローブ賞助演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされ、ハリウッドで欠かせない人気俳優となった。その他の主な出演作は、『スーパースター 爆笑スター誕生計画』(99)、『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ』(99)、『オースティン・パワーズ:デラックス』(99)、『MONA 彼女が殺された理由』(00)、『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国の逆襲』(01)、『ズーランダー』(01)、『アダルト♂スクール』(03)、『俺たちニュースキャスター』(04)ウディ・アレン監督の『メリンダとメリンダ』(04)、『ペナルティ・パパ』(05)、『奥様は魔女』(05)、『タラデガ・ナイツ』(06)、声の出演をした『おさるのジョージ/CURIOUS GEORGE』(06)など。最新作は、『BLADES OF GLORY』(07)。

エマ・トンプソン(カレン・アイフル)
1959年、ロンドン生まれ。ジェームズ・アイヴォリー監督の『ハワーズ・エンド』(92)で最初のアカデミー賞を受賞、その後同監督の『日の名残り』(93)で同賞に再びノミネートされた。ジム・シェリダン監督の『父の祈りを』(93)でも、同賞助演女優賞にノミネートされる。『ハワーズ・エンド』では、ゴールデングローブ賞、ニューヨーク、ロサンゼルス、全米映画批評家協会賞、BAFTAも受賞。『日の名残り』では、ゴールデングローブ賞主演女優賞、『父の祈りを』では同賞の助演女優賞にノミネートされた。また、アン・リー監督の『いつか晴れた日に』(95)では脚色と出演を務め、アカデミー賞脚色賞、ゴールデングローブ賞に輝き、BAFTAにノミネートされる。演技でも3回目となるBAFTA主演女優賞を受賞した他、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、SAGにノミネートされた。その他の主な出演作は、『ヘンリー5世』(88)、『即興曲/愛欲の旋律』(89)、『愛と死の間で』(91)、『ピーターズ・フレンド』(91)、『から騒ぎ』(93)、母と共演した『ウィンター・ゲスト』(97)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)、脚本も手掛けた『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』(05)など。最新作は、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)。

ザック・ヘルム(脚本) 1975年、カリフォルニア生まれ。本作が初めての長編映画。由緒あるデポール大学シカゴ・シアター・スクールで演劇を学び、脚本家としてのキャリアをスタートさせるためにロサンゼルスに移り、舞台劇を手掛ける。本作でナショナル・ボード・オブ・レビューの脚本賞を受賞、一躍新進脚本家として注目されただけでなく、最新作『MAGORIUM’S WONDER EMPORIUM』(07)では監督デビューも果たした。この作品には、ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン、ジェイソン・ベイトマンが出演している。

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