鬼才ポール・バーホーベン監督最新作
第79回米アカデミー賞(R)外国語映画賞オランダ代表決定!
『ブラックブック』
3月下旬公開決定!

■第79回米アカデミー賞(R)外国語映画賞オランダ代表作品
■第63回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品 ヤングシネマアワード:ベストインターナショナル・フィルム賞受賞
■2006オランダ映画祭 作品賞/監督賞(ポール・バーホーベン)/主演女優賞(カリス・ファン・ハウテン)受賞

鬼才ポール・バーホーベン監督待望の最新作!
愛と裏切りが渦巻く第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダ。
過酷な運命に翻弄されながらも、戦火の中でこそひときわ美しく輝く女神(ミューズ)、エリス。
オランダ映画史上最高の製作費をかけ、壮大なスケールで描くサスペンス・エンタテインメント!

1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。
若く美しいユダヤ人歌手ラヘルは、ドイツ軍から解放されたオランダ南部へ逃げようとするが、何者かの裏切りによって両親や弟をナチスに殺されてしまう。誰かが彼女たちの命を売ったのだ。
復讐のために名前をエリスと変え、ブルネットの髪をブロンドに染め、レジスタンスのスパイとしてドイツ将校ムンツェにその美貌と歌声を武器に近づいて行く。だが憎むべき敵であるはずのムンツェの優しさに触れ、彼女は次第に彼を愛するようになる──。
裏切り者は誰なのか?全ての鍵を握る”ブラックブック”とは?エリスはその謎を解くことはできるのか。

『氷の微笑』『ショー・ガール』『インビジブル』と、バイオレンスとエロティシズムを兼ねそなえた作品で、ハリウッドで数々のメガヒットを放った鬼才ポール・バーホーベン。『4番目の男』以来23年ぶりに故国オランダにもどって完成させた最新作『ブラックブック』は、人々の心をえぐる、史実に基づいた野心作。彼が20年もの間構想を練り、脚本を書き上げた渾身の一作である。
シャロン・ストーンら多くの女優をスターダムに押し上げたバーホーベン監督の新しいミューズ、美しきエリス役には抜けるように白い肌が際立つクール・ビューティ、カリス・ファン・ハウテン。
スピルバーグの『シンドラーのリスト』(93)、ポランスキーの『戦場のピアニスト』(02)、そして2007年バーホーベンの『ブラックブック』。
ハリウッドという制約を超えた、ヨーロッパのバーホーベン映画はもっとすごい!

2007年3月下旬 テアトルタイムズスクエア、テアトル梅田ほかにて全国ロードショー!

監督・脚本:ポール・バーホーベン(『氷の微笑』『スターシップ・トゥルーパーズ』)
原案・共同脚本:ジェラルド・ソエトマン(『4番目の男』『女王陛下の戦士』)
撮影監督:カール・ウォルター・リンデンローブ(『インデペンデンス・デイ』『ホーンティング』)
音楽:アン・ダドリー(アカデミー賞作曲賞受賞『フル・モンティ』『クライング・ゲーム』)

キャスト:カリス・ファン・ハウテン(『ネコのミヌース』)
トム・ホフマン(『ドッグヴィル』『ミッション・ブルー』)
セバスチャン・コッホ(『飛ぶ教室』『善き人のためのソナタ』)
デレク・デ・リント(『ディープ・インパクト』『存在の耐えられない軽さ』)

2006年/オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギー合作映画/2時間24分/スコープサイズ/日本語字幕:松浦美奈/オランダ語監修:池田みゆき/配給:ハピネット

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