慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(以下、DMC 機構(*1))はこの度、国際映画祭「第7 回東京フィルメックス」(会期11/17〜26)における動画配信に最新のデジタル・メディア技術を提供し、アジアの映像産業の発展に寄与します。
DMC 機構は、動画配信プラットフォーム「VOLUMEONE」(*2)を、デジタル・コンテンツの公開と配信を容易にし得るものとして2006 年5 月に公開し、公立美術館と共同で実証実験も開始しました(*3)。今回は、これにポッド・キャスティングやニュース配信機能を新たに加え、東京フィルメックスがこれまでに蓄積したコンテンツや映像関係者の声を臨場感溢れる動画でお届けします(*4)。
東京フィルメックス(*5)との新たなコラボレーションを通じて、慶應義塾大学は芸術・文化に寄与し、日本の新しい映像文化の価値形成に貢献することを目指します。慶應義塾大学DMC 機構は他に先駆け、今後も、動画コンテンツを配信するプラットフォームを利用した研究を様々なパートナーと共同で推進いたします。

*1 DMC 機構は、社会への知の提供のあり方を一新し、これまで放送・映画・広告等一部の業界に限られて
いた デジタルコンテキストの創造と流通の活動を、一般の人々に開放するとともに、「デジタルコンテキ
スト・デザイン」とも呼ぶべき、 新しい産業分野を切り拓くことを目的としています。DMC 機構は文部科
学省の科学技術振興調整費の支援を受けています。
*2 詳細URL: http://www.keio.ac.jp/pressrelease/060508.pdf
なお、5 月10 日リリース時のVOLUMEONE は、現在、VOLUMEZERO と名称を変えて
URL: http://www.volumezero.jp でご覧いただけます。
*3 詳細URL: http://www.keio.ac.jp/pressrelease/060817.pdf
*4 別添「VOLUMEONE フローチャート」ご参照下さい。
*5 国際映画祭「東京フィルメックス」(主催:特定非営利法人東京フィルメックス実行委員会)は、2000
年の設立以来、毎年日本を含むアジア地域の個性的な映像作品を紹介することによって、世界の映画関係
者から注目を集めています。