3人のノーベル平和賞受賞者が集い、広島国際平和会議2006が開催。東京でも11月1日(水)〜12(日)の期間、Peace Week in TOKYOを開催。テーマは“五感に響く平和”。五感とは=視(目)、嗅(鼻)、味(口=舌)、触(肌)で感じる5つの感覚。平和を頭でとらえることなく、体で感じてほしい。そんな思いをこめました。このPeace Weekの期間、少しでも「平和」を感じてみてほしいのです。ひとりでも多くの人に参加していただき、すこしでも平和を感じてもらえたら。きっと私たちの未来も、より平和なものになるはずです。平和について何か感じていてだける“きっかけ”になるイベントを都内各所で実施します。

「オールナイトイベント@シネセゾン渋谷」では、様々な国、様々な異なった環境で暮らす主人公を描いた3本をセレクトしました。争い続ける二人の兵士と身動きがとれなくなったもう一人の兵士。ひっそりと生きる娘と彼女を一所懸命応援する父。“最期まで生きること”を決めた一人の女性。人にとって平和とは、幸せとは何なのか。みなさんはこの3本の映画から何を感じますか。

日時:11月11日(土) 開場:23:30/開映:23:45
場所:シネセゾン渋谷 料金:2500円均一
前売り券販売:チケットぴあ www.pia.co.jp/ ※限定50枚 
exicite  www.excite.co.jp/cinema/ ※限定50枚
当日券販売:17:30より整理番号つき入場券を販売
※都条例により18歳未満の方はご覧いただけません。

■上映作品
『ノー・マンズ・ランド』 
監督:ダニス・タノヴィッチ 出演:ブランコ・ジュリッチ、レネ・ビトラヤツ、フィリップ・ショヴァゴヴィッチ
フランス=イタリア=ベルギー=イギリス=スロヴェニア/1時間38分

1993年、ボスニアとセルビアの中間地帯<ノー・マンズ・ランド>に取り残された、ボスニア軍兵士チキとセルビア軍兵士ニノ。戦争に巻き込まれ互いを憎みあいながらも、一体何故争っているのか分からずにいる二人の間に幾度か心を通わせる瞬間が訪れるのだが・・・。2002年アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。

『父と暮らせば』 
監督:黒木和雄/出演:宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信/日本/1時間39分

原爆が投下されて3年後の広島。生き残った自分に負い目を感じている美津江は、原爆の資料を集める青年・木下に出会い、ひと目で彼に惹かれてしまう。自分の気持ちを押し殺そうとする美津江の前に父の竹造(亡霊)が現れ、美津江の恋の応援を始め・・・。故・黒木和雄監督の戦争鎮魂歌<レクイエム>三部作の完結編。

『死ぬまでにしたい10のこと』
監督:イザベル・コヘット/出演:サラ・ポーリー、マーク・ラファロ、スコット・スピードマン
スペイン・カナダ/1時間46分

23歳のアンは夫と2人の娘とトレーラーハウスで暮らしている。平凡な毎日を送るある日、癌が転移し自分
の余命がたった2ヶ月と知る。自分の23年間を振り返った彼女は、“死ぬまでにしたいこと”のリストを作り、
ひそかに実行していくことにする。『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバルが製作を手がけた話題作。

Peace Week 2006 in TOKYOの詳細は公式サイトをご覧ください。
http://www.peaceweek.jp