メキシコ・ドキュメンタリー映画祭のトークショーが追加決定致しました。
お誘い合わせの上ぜひお越しくださいませ。

10/14(土)
12:30の回上映前 アレハンドラ・イスラス監督による舞台挨拶
14:40よりアレハンドラ・イスラス監督ほかによるトークショー(入場無料)

10/15(日)
14:10の回上映後 映画監督・瀬々敬久氏(最新作『サンクチュアリ』など)によるトークショー

10/18(水)
18:10の回上映後 作家・明川哲也氏(著書「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」など)によるトークショー 

*10/14(土)、15(日)にご来場の各日先着10名様にはプレゼントをご用意しております

整理券は連日朝10:00より当日全回分の整理券を発行致します
各回15分前開場、自由席、整理番号順に入場・入れ替え制

メキシコ・ドキュメンタリー映画祭
2006年10月14日(土)—20日(金)渋谷ユーロスペース
www.action-inc.co.jp/mexico/

 
生きるチカラ、ここにあり!

経済格差や地域、民族の多様性を抱えながらも巧みに共存し、シブトク生き抜いているメキシコの人々。彼らを被写体とし、残酷なまでに人と社会の現実を映
し出しつつ、最後には不思議と希望を与えてくれるのがメキシコ・ドキュメンタリーの魅力だ。

珠玉の6作品が初公開ー「生き方にはあらゆる選択肢がある!」

最新作(2003年〜2005年制作)より厳選された6作品がついに、日本初上陸!!
自分を信じる力、まわりが何と言おうと迷わず突き進むバイタリティ、どん底に落ちても立ち上がろうとする粘り強さ。そして、最大の魅力であるユーモアと
人生を楽しもうとする姿勢。主役はいずれも「自らの居場所を築こう」とする人々。力強く潔い女性監督作品3本を含め、エネルギーに満ちた6本は、「人の
生き方にはあらゆる選択肢がある」ことに気づかせてくれる。

A:「ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」監督:アレハンドラ・イスラス

サポテカ語で「ムーシェ」と呼ばれるゲイの男性たち。オアハカ州フチタンの小さな町の中で、カミングアウトし、支え合いながら自らの楽園を築こうとして
いる。今では共存しているかのように見えるフチタンだが、イスラス監督は、人々の日常生活やインタビューを通して、外からは見えない葛藤とムーシェたち
の本心、そして「尊厳」とは何かを浮き彫りにしていく。
‘05モレリア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー観客賞‘05リオデジャネイロ国際映画祭出品‘06パリ・インディペンデント映画祭出品

B:「黒い牛」監督:カルロス・アルメージャ、ペドロ・ゴンサレス・ルビオ 

ユカタン半島に住む23歳のフェルナンド・パチェコ。地元の闘牛士として、称讃を得るべく、牛目がけて突き進む毎日。しかし、苦しい生活の中、自らの想
いとは裏腹にアルコール中毒や暴力など自己破壊的な行動が次第にエスカレートする。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『バベル』のメイキング
担当者2人による長編ドキュメンタリー・デビュー作。
‘05モレリア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー作品賞‘05サンセバスチャン映画祭ホライズン賞‘05トロント映画祭出品 

C:「メキシコ女性刑務所/塀の中の物語」監督:グアダルペ・ミランダ 

ハリスコ州、ブエンテ・グランデ女性刑務所に初めてカメラが潜入。時には唄い、踊り、笑い、涙しながら、自らの想いを語る受刑囚たち。監督以下、すべて
女性スタッフだったからこそ捉えることができた女性刑務所の内状。受刑囚たちの日常生活から独白に至るまでをあますところなく映し出し、女性にとって
「自由とはなにか?」を一貫して追求している。
‘04ビアリッツ映画祭最優秀ドキュメンタリー賞‘05アリエル賞初監督ドキュメンタリー部門ノミネート‘05トゥールーズ・ラテンアメリカ映画祭出
品‘05ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭出品 

D:「メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス」監督:エドアルド・ゴンサレス・イバーラ 

メキシコが生んだ偉大な歌手であり、作曲家のホセ・アルフレド・ヒメネス。「人生なんて価値はない」と唄う「グアナファトへの道」などメキシコ人たちの
魂を震わせる詩とメロディー。楽器も弾かなければ、音符も読めなかった伝説的な作曲家の知られざるエピソードが、今、彼の歌声とともによみがえる。
‘05アリエル賞最優秀短編ドキュメンタリー部門ノミネート

E:「僕は­・・」監督:ルシア・ガッハ  

ハンガリーで開発された脳性小児麻痺の人々のための自立支援システム“Peto”。身体の動きや発声を絵画や歌、演劇を通じて訓練していくこのシステム
が、親たちの手によってラテンアメリカで初めてメキシコに導入された。そこに参加する4人の子供たちの訓練と日々の生活、
彼らが全身を使って語る映像を通して、「生きる」とはどういうことかの様子が伝わってくる。
‘05アリエル賞最優秀短編ドキュメンタリー賞

F:「アレックス・ローラ/ロックに取り憑かれた男」監督:ルイス・ケリー

メキシカン・ロックを歌って35年、メキシコ内外で最も有名なバンド“Tri”のリーダー、アレックス・ローラ。体制を批判する歌詞とジョークが原因
で、これまでテレビで放映されたことがなかったコンサートツアーにケリー監督が2年間密着し、メキシコ、南米、ヨーロッパ・
ツアーでのファンの反応からローラの私生活までを記録した迫力満点の1本。
 ‘03グアダラハラ映画祭FIRESCI賞‘04ロサンゼルス・ラテンアメリカ映画祭審査員特別賞‘04サンタバーバラ国際映画祭出品‘04シカゴラ
ティーノ映画祭出品

入場料金 
1回券:前売1,200円/当日一般1,500円
3回券:前売3,300円(劇場窓口のみ販売)

主催:メキシコ・ドキュメンタリー映画祭実行委員会
後援:在日メキシコ大使館/メキシコ外務省 助成:国際交流基金 協力:メキシコ映画公社(IMCINE)国家文化芸術庁(CONACULTA)メキシ
コ映画研修センター(CCC)モレリア国際映画祭実行委員会 協賛:株式会社メキシコ観光 グローバルキャプションセンター

お問い合せ:メキシコ・ドキュメンタリー映画祭事務局(アクション)内
TEL:03−3770−3936