<NCWプレスリリース>

NCWは10年目を迎えました。
1997年4月、「映画の世界で生きたい人のための本格的ワークショップ」としてスタートしたニューシネマワークショップ(NCW)は2006年で10年目を迎えました。
NCWの最大の特徴は、「つくる」と「みせる」の2つの柱から成ることです。監督、プロデューサー等をめざす人のための「つくる」コース。配給、宣伝、興行等の仕事をめざす人のための「みせる」コース。
それぞれのコースからこれまでに多くの卒業生が巣立ち、大きな成果を産んで来ました。

「つくる」から多くの優れた作品と作家が生まれました。
「つくる」の2つのコース(基礎クリエイターコース、映像トレーニングコース)から生まれた短編映画はこれまでに数百本に及び、その中の約50本が全国の映画祭コンペなどで受賞しています。
卒業生はプロとして映画の現場で仕事をしている人も多く、最近ではプロデューサーとして活躍する人も増えています。また昨年、3人の卒業生が劇場用長編映画監督としてデビューしました。今年も何人かがそれに続く予定です。
NCWの「つくる」コースから、これからの日本映画を担っていく人材が続々と輩出されているのです。

「みせる」の卒業生は業界に圧倒的に浸透しています。
「みせる」コース(基礎ディストリビューターコース、配給宣伝トレーニングコース)を卒業して映画の業界に入った人は数百人に及びます。
特に配給、宣伝に携わる人は圧倒的に多く、日本のほとんどの配給会社、宣伝会社に卒業生が入っているという状態です。
また、自分たちで会社を起こし、配給や宣伝を始めた人たちもいます。近年はそういった事が評価されてか、NCWに対する求人数も年々増加しています。
NCWの「みせる」コースは今や、これからの日本の映画ビジネスを支えていく人材の供給源となりつつあります。
10周年記念企画も続々開催されます。
NCWではこれから10周年に因んだ様々なイベントやプロジェクトを計画しています。
第1弾は8/21(月)に開催される特別セミナー「日韓新時代を映画から探ろう!」。未公開の韓国映画を一挙上映する映画祭「シネマコリア2006」の協賛企画として、韓国の監督たちを招いての熱いセミナーです。
そして9月には、これから映画をめざそうとする人たちのための1日セミナーや、NCW出身のユニークな女性監督ユニット「イマクリ」のDVD発売に因んだ特別イベントなどが開催されます。
さらに年末から2007年にかけては、今までになかった新しいプロジェクトを計画中です。

<主なイベント>

[8/21]
【シネマコリア2006協賛企画】
特別セミナー「日韓新時代を映画から探ろう!」

[9/10、17(予定)]
【NCWクリエイティブセミナー summer】
「映画配給をめざそう!」
「映画監督をめざそう!」(講師:篠原哲雄 他)

[9月下旬]
【DVD『イマクリ2』発売記念】
スペシャルイベント(内容未定)

[12月上旬]
「Movies-High7(ムビハイ7)」
 at 東京国際フォーラム ホールD1

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NCWクリエイティブセミナー2006 summer
「めざそう!シリーズ」vol.3
映画配給をめざそう!       

配給という仕事はこんなに面白い!  
映画の仕事に就きたい人がまず目ざすのは配給。配給という仕事は映画ビジネスの要であると同時に、製作や興行と常につながっているので、映画界全体が見渡せる。
そんな配給という仕事の面白さと、難しさを、今日本の主要な配給会社に入ってがんばっている4人のNCWOBに語ってもらう初の試み! ここから日本の映画ビジネスの現在と未来が浮かび上がってくるはず。

ゲスト:堀 達郎(ギャガ・コミュニケーションズ 国際部/NCWOB)
    遠藤久枝(アスミック・エース 映画宣伝グループ/NCWOB)
    関根健晴(東芝エンタテインメント 配給統括部宣伝部/NCWOB)
前場育子(シネカノン 宣伝部/NCWOB)
進行: 武藤起一(NCW主宰)

9月10日(日)13:00〜16:00
会場/ニューシネマワークショップ
定員/50名(申込先着順)
受講料/1,000円(税込)

「めざそう!シリーズ」とは  
映画製作や映画ビジネスにとって重要な仕事やパートを取り上げ、その面白さや難しさ、どうすればなれるかなどを探っていきます。ゲストに、現在その仕事で活躍中のNCWOBや、日本のトップで活躍中のプロを招き、NCW主宰の武藤起一が進行します。これを聞いて、これからの映画人をめざそう!

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NCWクリエイティブセミナー2006 summer
「めざそう!シリーズ」vol.4
映画監督をめざそう!     

監督の才能はますます求められる!  
今、日本映画は勢いがすごい! でも重要なのは、質のよい作品がたくさん生まれること。それを決めるのはやはり監督の力だ。だから有能な若手が益々求められている。ではこれから監督になりたい人はどうすればよいか!?
NCW出身で劇場用長編映画を撮った2人の監督と、日本を代表する監督のひとり、篠原哲雄氏を迎え、未来の監督たちに熱いメッセージを送る!

ゲスト:篠原哲雄(映画監督『月とキャベツ』『地下鉄に乗って』)
    深川栄洋(映画監督『狼少女』『アイランドタイムズ』/NCWOB)
    斉藤玲子(映画監督『アニムスアニマ』/NCWOB)
進行: 武藤起一(NCW主宰)

9月17日(日)13:00〜16:00
会場/ニューシネマワークショップ
定員/50名(申込先着順)
受講料/1000円(税込)

申込方法
1.Eメールまたは電話で予約する
e-mail:seminar@ncws.co.jp tel:03-5285-7455
2.当日、受付で受講料を支払う

www.ncws.co.jp(PC・ケイタイ 共通)

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NCWクリエイティブセミナー2006 <番外編>
【シネマコリア2006協賛企画】
8/21(月)特別セミナー「日韓新時代を映画から探ろう!」
最新の未公開韓国映画の秀作が一挙に見られる映画祭「シネマコリア」。そこに今年は協賛企画としてNCWが参加します。「シネマコリア2006」でゲストとして来日する監督たちを招いての特別セミナーを1日で2本。相変わらず隆盛を誇る韓国映画の現状や未来の展望、そして盛り上がる日韓コラボの意義と可能性など、普段聞けない話をたっぷりしてもらいます。韓国と映画に興味ある人には、他で味わえない濃い〜1日となること間違いなし!
[第1部](13:00〜15:00)
新しい日韓コラボ映画のあり方・・・・『まぶしい一日』
韓国と日本のインディペンデント映画人によって作られた新しいスタイルのコラボ映画『まぶしい一日』。3つの短編から成るこのオムニバスの一編『宝島』を作った韓国人監督と日本人スタッフ(NCWOB)と主演女優を迎え、映画作りの面白さや大変さ、そしてこれからの日韓コラボのあり方を探っていく。
<ゲスト>キム・ソンホ(『宝島』監督)
    安藤大佑(『宝島』スタッフ/『けつわり』監督/NCWOB)
    杉野亜妃(『宝島』女優)
<進行>武藤起一(NCW主宰)

[第2部] (15:30〜17:30)
最前線の監督に聞く韓国映画の未来・・・パク・フンシク監督
これまで『私にも妻がいたらいいのに』『初恋のアルバム〜人魚姫のいた島〜』等の秀作を発表し、今回『愛してる、マルスンさん』が上映されるパク・フンシク監督を迎え、その独特な世界観をもつ創作の秘密を探ると共に、日韓やアジアの観客を想定したこれからの韓国映画のあり方なども考えていく。
<ゲスト>パク・フンシク(『愛してる、マルスンさん』監督)
<進行>武藤起一(NCW主宰)

日時/8/21(月) 13:00〜17:30
会場/ニューシネマワークショップ (新宿区早稲田町73 村橋ビル2F)
定員/50名(申込先着順)
受講料/各回 1,800円(税込)
    セット(通し) 2,800円(税込)
申込方法/Eメールまたは電話で予約
    e-mail:seminar@ncws.co.jp tel:03-5285-7455
お問合せ/ニューシネマワークショップ tel:03-5285-7455
     www.ncws.co.jp(PC・ケイタイ 共通)

http://www.ncws.co.jp/event/cresemi2006_korea.html

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シネマコリア2006
映画から始めよう! 日本と韓国の新しい“カンケイ”
  −12人の監督と出会う夏 ─
             
8月19日(土)・20日(日) イイノホール
8月21日(月)       アップリンク・ファクトリー

[上映作品]
『愛してる、マルスンさん』『まぶしい一日』『けつわり』 他4本

お問合せ:シネマコリア東京事務局(株式会社スキップ内) ℡:03-3437-3025 
http://www.seochon.net/cinemakorea/