「日本におけるドイツ年」の公式企画として始まった「ドイツ映画祭」を、日本の観客の要望とドイツ映画界の期待に応え、今年も引き続き開催することになりました。2005年以降に製作された新作10本に加え、今年から4本の短篇も上映します。更に、昨年「ドイツ時代のラングとムルナウ」で好評だったサイレント映画を今年はもう一人の巨匠エルンスト・ルビッチに焦点をあて、4本を演奏付きで上映します。ドイツ映画の現在と過去をお楽しみください。

●主催：朝日新聞社、ドイツ映画輸出協会、東京ドイツ文化センター
●会期・会場：2006年7月16日（日）〜20日（木）　有楽町朝日ホール
●入場料金：前売一般・指定1500円 自由1300円／ルビッチ演奏付・指定2200円 自由2000円
当日一般・指定1700円 自由1500円／ルビッチ演奏付・指定2400円 自由2200円
※6月3日（土）より前売開始　※5作品券（限定400）・パスポート予約券（限定200）有り
●一般お問い合わせ：03-3265-1979 （ドイツ映画祭事務局6月1日〜7月14日）
●公式ホームページ http://www.asahi.com/event/de06（5月22日以降）

＜上映予定作品＞
・『黒い雲』　プレミア上映2006年、グレゴール・シュニッツラー監督、107分　Die Wolke
・『素粒子』　プレミア上映2006年、オスカー・レーラー監督、113分　Elementarteilchen
・『血の結婚式』　2005年、ドミニク・デリュデレ監督、87分　Die Bluthochzeit
・『３度下がれば』　2005年、フロリアン・ホフマイスター監督、104分　3 Grad kälter
・『異国の肌』　2005年、アンジェリーナ・マッカローネ監督、97分　Fremde Haut
・『マサイの恋人』 2005年ヘルミーネ・フントゲブルト監督、126分Die weiße Massai
・『裸足の女』2005年、ティル・シュヴァイガー監督、110分　Barfuss
・『漁師と妻』2005年、ドリス・デリエ監督、102分　Der Fischer und seine Frau
・『ワイルド・ブルー・ヨンダー』2005年、ヴェルナー・ヘルツォーク監督、81分　The Wild Blue Yonder
・『サウンド・オブ・エタニティー』2005年、バスチャン・クレーヴ監督、107分　Klang der Ewigkeit
　ルビッチ再発見 Ernst Lubitsch
・『陽気な監獄』Das fidele Gefängnis 　1917年、48分＝20コマ／秒（日本初公開）
・『牡蠣の王女』Die Austernprinzessin　1919年、58分＝20コマ／秒
・『男だったら』Ich möchte kein Mann sein　1920年、41分＝20コマ／秒（日本初公開）
・『山猫リシュカ』Die Bergkatze　1921年、90分＝20コマ／秒（日本初公開）