●黒澤明記念ショートフィルムコンペディション04−05
受賞作品とノミネート作品によるオムニバス映画

「黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション」は、黒澤明文化振興財団が主催するコンペです。コンペ04−05は2004年から2005年にかけて作品を公募した第1回目の開催。作品の長さは「10分」、テーマは「人生」 という条件のもとに、新しい映画作家と新しい表現を求めるこのコンペには、日本国内から377タイトル、海外から101タイトル、合計478タイトルの作品がエントリーされ、2005年9月のアワードで6作品が受賞しました。本作「ライフ シネマティック 映画的人生①」は、この受賞作品とノミネート作品から制作された、「人生」をテーマとしたオムニバス映画の劇場公開バージョンです。未知の可能性を秘めた作家たちの世界をご鑑賞ください。

●「ライフ シネマティック 映画的人生①」 
●上映時間:90分
(C) 財団法人 黒澤明文化振興財団

《オムニバスの作品紹介》
■「The Kitchen」  監督:ベン・フェリス(オーストラリア)
ワンテイクで撮影されたこの作品には、世界に共通する家族関係の崩壊のありさまが、映像表現ならではのリアリティで映し出されている。
コンペ04-05グランプリ受賞作品。

■「Making Life Work」 監督:マキシミリアン・パロブスキィ(アメリカ)
新製品開発のコンセプトを考える過程で、自分の人生を永遠に変えてしまった
男の話。
コンペ04-05準グランプリ受賞作品

■「凪」  監督:新井 貴淑(日本)
妻を亡くした父親と非行に走る息子。父と子の溝は深く、お互いの意思は通じ合わない。そんな時、事件は起きる。
コンペ04-05立教大学奨励賞受賞作品。

■「火の次は歴史」 監督:イアン・オネル(トルコ)
美大に通う女性のごく普通の一日の中に映画史や世界史が含まれ、その一日も次第に歴史・映画史に包まれて行く。
コンペ04-05奨励賞受賞作品。

■「半ズボンのおじさん」 監督:長岡広太(日本)
交通量調査のアルバイトをする2人の若者。2人の会話はいつしかバイト現場周辺に現れる半ズボンのおじさんの話題に。
コンペ04-05奨励賞受賞作品。

■「Dirty Work Blues」 監督:大北聡子(日本)
生きて行くためには働かなくてはならない。例えそれが嫌な仕事でも。人生には思い通りにならない事がある。
コンペ04-05奨励賞受賞作品。

■「Epitome」 監督:島田和明(日本)
人は突然生まれでて突然死んで行く。そのことのみが明らかにこの世の中において
100%と言い切れることではないか。
コンペ04-05ノミネート作品。

■「進め!」 監督:沖田修一(日本)
映画のオーディションを家族に内緒で受けていた父親は「家来B」 という配役で映画出演が叶う。浮き足立つ母と娘。
コンペ04-05ノミネート作品。

●公開情報
6月24日(土)〜30日(金) 整理番号制
1週間限定レイトショー上映!!【シアターN渋谷】
当日 一般・学生:\1,200 高・シニア:\1,000

ショートフィルム・コンペティション公式HP
http://www.kurosawa-foundation.com

【 作品公募中  黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション2006】
Akira Kurosawa Memorial   Short Film Competition2006

≪十分間の人生  映画でしか表現できない人生がある≫

●作品のテーマは「人生」
●作品の時間制限は「10分」
●応募資格は「国籍、キャリアを問わず」
●作品応募締切は「2006年6月30日」
●応募作品提出のメディアは「DVD」
●ノミネート作品の特別上映と最終選考会は「 2006年11月」
●賞は「グランプリ1作品=賞金200万円、準グランプリ2作品=賞金各100万円、佳作3作品=賞金各50万円、奨励賞4作品=賞金各20万円」

募集要項、応募方法などは下記の黒澤明文化振興財団ホームページをご覧ください。
http://www.kurosawa-foundation.com

●主催=財団法人 黒澤明文化振興財団
●後援=文化庁/佐賀県/伊万里市
●協賛=財団法人日本映像国際振興協会/株式会社クインビーガーデン/
株式会社IMAGICA