〈バウ・シリーズ〉が、傑作を世界からはこぶというキャッチフレーズとともに始まったのは1976年の夏でしたが、今年30周年を迎え、30周年記念番組としてバウ・シリーズを代表する30人の監督へのオマージュである「BOW30映画祭」を開催することになりました。
7月15日(土)から8月11日(金)までの4週間にわたって、日比谷シャンテシネで30人の監督の39作品を38番組で一挙に上映!上映はすべてバウ・シリーズ版で、作品によってはニュー・プリントを用意して上映します。

主な監督と主な上映作品
ジャン・ヴィゴ(『新学期・操行ゼロ』1933)、ルノワール(『ゲームの規則』1939)、ドライヤー(『奇跡』1955)、トリュフォー(『大人は判ってくれない』1959)、ゴダール(『勝手にしやがれ』1960)、エリセ(『ミツバチのささやき』1973)、アンゲロプロス(『旅芸人の記録』1975)、シュレンドルフ(『ブリキの太鼓』1979)、ブレッソン(『ラルジャン』1983)、ジャームッシュ(『ストレンジャー・ザン・パラダイス』1984)、タルコフスキー(『サクリファイス』1986)、ヴェンダース(『ベルリン・天使の詩』1987)、侯孝賢(『悲情城市』1989)、ロメー一ル(『四季の物語』1989〜1998、一日一一挙上映)、カンピオン(『ピアノ・レッスン』1993)、クラピッシュ(『猫が行方不明』1996)、マイク・リー(「秘密と嘘」1996)、シャヒーン(「炎のアンダルシア」1997)、
サミラ・マフマルバフ(『りんご』1998)、リヴェット(『恋こころ』2001)、スレイマン(『D.I.』2002)

カンヌほか三大映画祭の受賞作品もずらりとならぶ顔ぶれ!
さらに、ゴダールの未公開新作「映画史特別編 選ばれた瞬間」も登場します。
傑作は誕生したときから古典、何十年たっても新鮮な光を放ち続けます。
シャンテのスクリーンで映画の光の魔力を存分に味わっていただく願いをこめての企画です。

□特別鑑賞券 1回券1,300円/3回券3,000円 発売中(劇場窓口、主要プレイガイドにて)
□当日料金(税込) 一般・大高生共1,500円均一、中学以下・シニア1,000円

□公式サイト
http://bowjapan.com/bow30/teaser/index.html