『蛇イチゴ』で数々の新人賞を受賞した精鋭、西川美和監督(31)の長編第2作となる『ゆれる』が、2006年カンヌ国際映画祭監督週間へ正式出品されることが決定した。

<西川美和監督>
信じられない!カンヌという夢の地に自分が呼んでもらえるなんて、夢ではないかとまだ疑っています。これまでカンヌが選んできた多くの映画に私も世界を広げられ、勇気を与えられてきました。この作品をそこで紹介してもらうことで、少しでも映画というものにお返しをしたいと思います。力を尽くして参加してくれた全てのスタッフとキャストに、何よりの感謝をしています。

<オダギリジョー>
カンヌに連れて行って貰えるのは、もちろん嬉しい事ですが、それ以上に、この作品に参加出来たこと、そしてこの作品が選ばれた事の方が、自分には大きな意昧のある事に感じています。

<香川照之>
こんなすごい脚本を書く若い女性が日本にいることをカンヌに知らしめるのは、痛快です。作家性を重視する監督週間に選ばれたことも、西川監督の希望と聞いています。ぜひとも評価されてほしい。

★2006年7月、渋谷アミューズCQN,新宿武蔵野館他全国ロードショー!

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