先だってポレポレ東中野で公開されましたドキュメンタリー映画『スティーヴィー』が4月23日(日)より渋谷のUPLINK Xでムーブオーバーされることになりました。

ポレポレ東中野での公開中は、映画を見終えて「周りの人に宣伝したい」とチラシを
何枚も持ち帰る人や、自身のブログで映画の感想や自分の家族などへの想いを語る人
などが相次ぎ、公開終了後も静かな感動が広がっています。

その声にお応えしての再上映となります。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2003最優秀賞
サンダンス映画祭最優秀撮影賞
Weeklyぴあ 満足度ランキング(2/18公開作品) 第2位

『スティーヴィー』
4月23日(日)よりUPLINK Xにてモーニングショー 他全国順次ロードショー!
大阪・第七藝術劇場にて公開中

『フープ・ドリームス』の監督が捉えたひとりの青年と、その家族。
そこから見えるのはアメリカ現代社会のもうひとつの顔だった・・・

公開情報)
4月23日(日)よりUPLINK Xにてモーニングショー(毎週日・月・火曜の11:00より1
回上映)
 *期間中トークショーあり 詳細は公式HP・劇場HP(http://www.uplink.co.jp/
参照
大阪・第七藝術劇場にて公開中

ストーリー)
 アメリカ中西部、南イリノイ。スティーヴ・ジェイムスはかつて家庭問題を抱えたある少年の「ビッグブラザー」となった。大学卒業後、いつしか彼と疎遠になり、ジェイムスは映画監督となるが、ある日、10年振りに故郷へ帰り、彼、「スティーヴィー」の
今を撮ろうと試みる。
 24歳になったスティーヴィーは、軽犯罪を繰り返し、荒れた人生を送っていた。
 最初は、とても個人的な小さなスケッチになるはずだったその映画は、スティーヴィーが重大な犯罪の容疑に問われたことで、大きく変わっていく。

近年、『ミリオンダラ・ベイビー』(04)、『モンスター』(03)、『8Mile』(02)を始
めとする、教養も十分な職も持たずにアメリカ社会の底辺を生きる“ホワイトトラッシ
ュ”を描いた映画が多く公開されているが、本作は、その存在をリアルに捉えたドキュメンタリー版といえる。

ポレポレ東中野での来場者アンケートより)
◆迷いながらもスティーヴィーと関わり続けようとする、監督の姿に心を打たれまし
た。ドキュメンタリー映画の域を超えた傑作だと思います。(20代女性・アルバイト)
◆スティーヴィーは彼女と出会えたことが希望のひとつで、光であったのではないで
しょうか。(20代女性・大学生)
◆同じ取材者として、監督がどうスティーヴィーと関わっていくのか色々考えさせら
れました。(30代女性・番組制作)
◆被害・加害が同居するのは、どの人間でも同じように思います。(30代男性・施設
職員)
◆「あなた方がこの映画を作ったのは良いこと」という恋人の言葉を支持します。彼
女の言葉は、作り手であり当事者でもある監督を勇気づけたことでしょう。(30代男性・教員)

『スティーヴィー』 公式HP http://www.moviola.jp/stevie/
監督:スティーヴ・ジェイムス(『フープ・ドリームス』)
プロデューサー:ゴードン・クィン/アダム・シンガー/スティーヴ・ジェイムス 
音楽:ダーク・パウエル
原題:STEVIE/アメリカ映画/2002年/英語/35ミリ/1:1.85/カラー/145分
配給:ムヴィオラ