<『ゲルマニウムの夜』トークショー・サイン会>

開催日時:2006年 3月 3日 20:00 開始/21:15 終了予定
開催場所:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
1F(http://www.tsutaya.co.jp/shop/tenpo.zhtml?FCID=2000

東京国立博物館内・一角座にて公開中の『ゲルマニウムの夜』(監督・大森立嗣、主・新井浩文)に関連して、監督、出演者らによるトークショー・サイン会が行われます。

すでにご覧の方も、これからの方も、3月3日は是非、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIまでお越し下さい。出席者は、大森立嗣監督と主演の新井浩文、早良めぐみ、そして製作総指揮の荒戸源次郎。トーク終了後、出席者らによるサイン会も行われます。

※サイン会は、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 店にて『ゲルマニウムの夜』公式パンフレットをお買い上げの方が対象となります。

≪作品≫
2003 年度の映画賞を総なめにした『赤目四十八瀧心中未遂』から2年。
赤目に携わった若いスタッフが真正面から『ゲルマニウムの夜』に取り組んだ。 プロデューサー村岡伸一郎、キャメラマンデビューの大塚亮、初メガホンにも拘わらず、監督の大森立嗣は揺るぎのない意志をフィルムに刻んだ。そして、伝説のプロデューサー荒戸源次郎が製作総指揮を執る。また“ゲルマ”の海外展開を視野に入れ、メディアプロデューサーの羽仁未央が加わったことで新たな可能性が広がった。

“ゲルマ”から聞こえてくる神の囁きは時代の声。
冒涜を美しさへと昇華させる初主演の新井浩文。女性の強さと儚さを体現する広田レオナ、早良めぐみ。さらに石橋蓮司、佐藤慶など実力派俳優たちの圧倒的な存在感が呼応し、荒々しくも透明な世界が観る者の心を揺さぶる。

原作は「赤目四十八瀧心中未遂」が第 119 回直木賞を受賞した同年に、芥川賞を受賞した花村萬月の「ゲルマニウムの夜」。

“ゲルマ”は観る者の世界観と倫理感に問いかける。
『ゲルマニウムの夜』は問われる映画ではなく、観客に問いかける映画なのだ。