平和へのメッセージをウィットに富んだユーモラスな語り口で描き、モスクワ国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀男優賞をはじめ5部門独占受賞を果たした『ククーシュカ ラップランドの妖精』が渋谷シネ・アニューズにて3月25日(土)に公開決定!!

<物語>
フィンランドの最北の地、ラップランド。平和主義的な態度を仲間に咎められたフィンランドの狙撃兵ヴェイッコは、罰として岩に鎖でつながれたまま置き去りにされてしまうが持ち前の知恵を使ってなんとか脱出をはかる。一方、反体制的な通信文を書いたとして自国の秘密警察に逮捕されたロシア軍の大尉イワンは、連行中のアクシデントによって重症を負いながらも逃げ延びる。そんな兵士2人を助けたのが現地に住むサーミ人の女性アンニだ。自分の小屋に匿ってやることにした彼女にとって2人は敵ではなく、ただの2人の男。ところがそれぞれがフィンランド語、ロシア語、サーミ語しか理解することができず、まったく言葉のコミュニケーションはとれないまま、三人の不思議な暮らしが始まった・・・

監督:アレクサンダー・ロゴシュキン
キャスト
アンニ=クリスティーナ・ユーソ
ヴィクトル・ヴィチコフ
ヴィル・ハーパサロ

2002年/ロシア/カラー/101分/
配給:シネカノン