ピクサー・アニメーション・スタジオは、米国時間1月24日、ウォルト・ディズニー・カンパニーがピクサーの全株式の株式交換で買収することに合意したと発表。買収は夏までに完了する予定で、ピクサー株1株に対し、ディズニー株の2.3株が発行される。
買収額は74億ドル、この額は、現在のピクサー時価総額の63億ドルを約10億ドル上回る金額。
現、ピクサーの会長兼CEOである、スティーブ・ジョブスは、ディズニーの非常勤取締役に任命される予定で、日本にも何度も来日しているエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるジョン・ラセターは、次のようにコメントしている。
「ピクサーの大多数の人間によって、アニメーター、アーチスト、ストーリテラー、映画制作者になる夢を追い求めることへの影響を与えたのは、ディズニーの“マジック”だった。ディズニーと共に、すべての始まりであるこのスタジオでピクサーの伝統を継続できることは、とてもエキサイティングだ」とコメントしている。

ピクサーの次回作である『カーズ』は、全米で今年の6月に公開が予定され、日本では夏休みに公開を予定している。

□公式サイト
http://www.pixar.com/jp/index.html