今年のベルリン国際映画祭にて銀熊賞をW受賞(最優秀監督賞、最優秀女優賞)し、6月に朝日ホールにて行われたドイツ映画祭のオープニング作品として上映されゾフィーの勇姿に会場中がすすり泣いた『白バラの祈り〜ゾフィー・ショル、最期の日々』(2006年2月、シャンテ シネほかにて公開)で、主演をつとめたユリア・イェンチが、2005年12月3日(現地時間)にベルリンにて発表されたヨーロッパ映画賞で主演女優賞を受賞!これは、同賞にノミネートされていたジュリエット・ビノシュやオドレイ・トトゥを抑えての受賞となりました。過去の受賞者には、カトリーヌ・ドヌーブ、エマニュエル・ベアール、ジュリエット・ビノシュ、エミリー・ワトソンなどヨーロッパを代表する女優陣が軒を連ね、ユリア・イェンチは、劇場映画出演作2作目にして、ヨーロッパを代表する女優の一人となりました。他、観客賞部門で、監督賞と女優賞をWで受賞。計三冠の快挙となりました。

ヨーロッパ映画賞 主演女優賞 ユリア・イェンチ
観客賞部門 監督賞 マルク・ローテムント
観客賞部門 女優賞 ユリア・イェンチ

================================
『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』

第78回 アカデミー賞 外国語映画賞 ドイツ代表

第55回 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(最優秀監督賞)受賞
              銀熊賞(最優秀女優賞)受賞
              全キリスト協会コンペ部門最優秀賞受賞

第55回 ドイツ映画賞 最優秀作品賞受賞
           最優秀主演女優賞受賞
           最優秀観客賞受賞

第18回 ヨーロッパ映画賞 女優賞受賞
             観客賞部門
             監督賞、女優賞

監督:マルク・ローテムント
出演:ユリア・イェンチ、アレクサンダー・ヘルト、他
2005年/ドイツ製作/121分/Dolby SRD/アメリカン・ヴィスタ/ 配給キネティック
第2次世界大戦ヒトラー政権の中、”白バラ”と呼ばれた学生たちの反政府運動に参加した21歳の女学生ゾフィー・ショルが逮捕されてから取り調べを受け、処刑されるまでの壮絶な6日間を描いた、世界中の観客が泣いた感動の実話。
================================

2006年2月、シャンテ シネほか全国順次ロードショー!