松竹110周年祭─日本の美がここにある─ 開催!
11月19日(土)〜12月16日(金)/会場:シネスイッチ銀座/配給:松竹株式会社
110年の歴史は日本映画の歴史。『マダムと女房』から『たそがれ清兵衛』まで、ニューヨークをはじめ世界も祝福した”日本の美”を代表する選りすぐりの41本一挙上映!
この秋、松竹は創業110周年を迎えます。1895年の創業以来、初のトーキー作品「マダムと女房」、日本初のカラー作品「カルメン故郷に帰る」など、常に新しいことに挑戦し続け、数々の良質な名作を生み出してきました。日本で映画が誕生したのも1895年と言われており、松竹の歴史は日本映画の歴史とともにありました。
この110年に渡る文化貢献に対し、今年のニューヨーク映画祭で松竹作品45本が一挙上映される他、ベルリン、香港などの国際映画祭でも貢献賞の授与や記念上映が行われました。
この度、創業110周年を記念して、数々の松竹作品の中から、選りすぐりの41本を上映します。テーマは、「日本の美」。「風景」「暮らし」「女優」「はつ恋」「きもの」「伝統」「銀座」「武満徹の音楽」をキーワードに、今は失われてしまった風景、美しい女優たち、懐かしい暮らしなど、「もう一度スクリーンで見ておきたい」珠玉の名作ばかりを選んだ豪華ラインナップです。ぜひご堪能下さい。
【上映作品ラインナップ】
※作品選定アドバイザー:川本三郎氏(評論家)
<風景>
幸福の黄色いハンカチ、有りがたうさん、カルメン故郷に帰る、喜びも哀しみも幾歳月、挽歌、集金旅行
<暮らし>
マダムと女房、砂の器、東京物語、隣の八重ちゃん、今日もまたかくてありなん
<女優>
二十四の瞳、愛染かつら(総集編)、暖流、晩春、君の名は(総集編)、わが愛、蒲田行進曲、たそがれ清兵衛
<はつ恋>
伊豆の踊子、下町の太陽、野菊の如き君なりき、青春残酷物語
<きもの>
簪、祇園の姉妹、香華(前編・後編)、古都、秋津温泉
<伝統>
天守物語、利休、元禄忠臣蔵 前編、元禄忠臣蔵 後編、残菊物語、野田版・鼠小僧(シネマ歌舞伎 特別上映)
<銀座>
花籠の歌、お茶漬の味、お嬢さん乾杯、信子
<武満徹の映画音楽> 生誕75周年記念
切腹、乾いた花、紀ノ川(前編・後編)
□松竹110周年祭
http://www.shochiku.co.jp/110/films/