シネアストの眼
Eyes of Cineastes
——若きシネアストにカメラを渡し、“自分”と“自分の世界”についてのドキュメンタリーを造ってもらった。

2005年3月11日(金)/12日(土) 
会場●アテネ・フランセ文化センター(お茶の水)

■主催:シネアストの眼上映実行委員会
■企画/制作:アート・スクエア/パトリア/プラネット+1
■協力:アテネ・フランセ文化センター/ハマジム/イメージリングス

●『シネアストの眼』シリーズは、衛星放送(スカイパーフェクTV)での放映のために企画されたもので、それぞれは一人の作家と一台のDVカメラで作られた30分のオムニバス短編から成っている。果たして、作家個人の「より身近なまわりの事象」が「面白い作品」になるのだろうか?——その「面白さ」を追求する姿勢が、このシリーズをかつての「個人映画」「自主映画」「自己ドキュメンタリー」などと微妙に分けるポイントになっている。
●ともすれば、内面に閉じこもろうとする力を、どのようにポジティブなエンターテインメントとして解放するか。その手法は、お笑いであったり、エロティシズムであったり、社会性であったり、ポエトリーであったり、まさに作家それぞれ。その映像による「自画像」とも言うべきユニークなテイストをぜひ楽しんでほしい。
●参加作家にはドキュメンタリー『あんにょんキムチ』(99年)を監督し、各国映画祭で注目を集めた松江哲明、TVドラマ『怪奇大家族』が話題のホラー映画監督村上賢司、映画『火垂』の音楽を担当した松岡奈緒美など、個性的な6人が集う。また期間中は、村上賢司監督の代表作『夏に生れる』と松江哲明監督の最新作『アイデンティティ』を特別上映。なお、映画監督の瀬々敬久氏、脚本家の高橋洋氏をゲストに招いてのトークショーも予定されています。

【上映スケジュール】
◆3月11日(金)〈入替えなし〉
14:00 [特別上映]『夏に生れる』(98年/監督:村上賢司)
16:00 シネアストの眼〈Aプロ〉
『こわれたまご』(03年/監督:松岡奈緒美)
『マイ・シム・イン・パリ』(04年/監督:木下香)
『川口で生きろよ!』(03年/監督:村上賢司)
18:00 シネアストの眼〈Bプロ〉
『失業エボリューション』(03年/監督:鎌田大資)
『まじろぎの棲家』(04年/監督:山田雅史)
『カレーライスの女たち』(03年/監督:松江哲明)
19:30 作家+ゲストトークショー〈自画像ドキュメンタリー〜闘うワタシ〉
ゲスト:瀬々敬久(映画監督)

◆3月12日(土)〈入替えなし〉
13:00 [特別上映]『アイデンティティ』(04年/監督:松江哲明)
15:00 シネアストの眼〈Bプロ〉
『失業エボリューション』(03年/監督:鎌田大資)
『まじろぎの棲家』(04年/監督:山田雅史)
『カレーライスの女たち』(03年/監督:松江哲明)
17:00 シネアストの眼〈Aプロ〉
『こわれたまご』(03年/監督:松岡奈緒美)
『マイ・シム・イン・パリ』(04年/監督:木下香)
『川口で生きろよ!』(03年/監督:村上賢司)
18:30 作家+ゲストトークショー〈自画像ドキュメンタリー〜嘘かホントか〉
ゲスト:高橋洋(脚本家/映画監督)

【料金】一般=1,200円(一日券)
アテネ・フランセ文化センター会員・映画美学校受講生=800円(一日券)

【会場】アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区駿河台2-11 アテネ・フランセ4F
(JR/地下鉄お茶ノ水・水道橋駅徒歩7分)
TEL.03-3291-4339(13:00〜20:00)
http://www.athenee.net/culturalcenter

「シネアストの眼」上映会お問い合わせ先:
イメージリングス
http://www.imagerings.jp
TEL.03-3363-2440
info@imagerings.jp