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    日本映画:愛と青春 1965〜1998
        ──韓国で初めて上映された映画たち──

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2004年11月、韓国では見ることのできなかった時代の日本映画46作品がソウルで初めて上映されました。「韓流」ブームの中、韓国でも日本の「愛と青春」に多くの人たちが共感し、笑い、そして涙を流しました。日韓友情年2005の今年、映画を通してお互いの「愛と青春」に思いを馳せてください。

文化庁の主催により2004年11月11日から11月24日まで韓国、ソウルのシネコンであるメガボックス・シネプレックスの2スクリーンにおいて「日本映画:愛と青春 1965-1998」と題して日本映画46作品が上映され、韓国の若い観客を中心に大成功を収めました。その反響として日本での再映を望む声も高く、急遽上映が決定いたしました。近年日本で公開されたり、見る機会の多い作品を除き、韓国上映で特に人気、評価の高かった17作品のセレクト・プログラムで上映。併せてソウル上映の報告を兼ねたトークショーも行います。

◆作品◆
『あこがれ』(恩地日出夫/1966)、『兄貴の恋人』(森谷司郎/1968)、
『街に泉があった』(浅野正雄/1968)、『女子学園 悪い遊び』(江崎実生/1970)、
『高校生心中 純愛』(帶盛迪彦/1971)、『遊び』(増村保造/1971)、
『父ちゃんのポーが聞える』(石田勝心/1971)、『新幹線大爆破』(佐藤純彌/1975)、
『突然、嵐のように』(山根成之/1977)、『新宿乱れ街 いくまで待って』(曽根中生/1977)、
『桃尻娘<ピンク・ヒップ・ガール>』(小原宏裕/1978)、『狂った果実』(根岸吉太郎/1981)、
『恋人たちの時刻』(澤井信一郎/1987)、『ラブ・ストーリーを君に』(澤井信一郎/1988)、
『スキンレスナイト』(望月六郎/1991)、『海鳴り(集団痴漢 人妻覗き)』(佐野和宏/1991)、
『愛の新世界』(高橋伴明/1994)

以上、17作品

◆トークショー◆
(1) 2月19日(土) 16:30〜17:15
  「日韓をつなぐ愛と青春の時代」澤井信一郎(映画監督)+佐伯知紀(文化庁)
(2) 2月26日(土) 16:30〜17:15
  「韓流ブームと日本映画の青春」宮台真司(社会学者)+寺脇研(文化庁・文化部長)
※トークショーは無料。当日映画をご覧になる方が参加出来ます。

主催:「日本映画:愛と青春 1965-1998」国内上映委員会
協力:文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター、(社)日本映画製作者連盟
作品提供:松竹(株)、東宝(株)、東映(株)、角川映画(株)、日活(株)、国映(株)、
     (株)ジー・カンパニー、(株)ゼアリズエンタープライズ
会場:シアター・イメージフォーラム tel. 03-5766-0114
料金:当日料金:1,200円/小人・シニア1,000円  前売料金:1回券1,000円/5回券4,000円
   ※1回券は劇場窓口、チケットぴあ、5回券は劇場窓口のみで発売。各回入替制。
    金額は税込