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                    『DV』
                 2005年1月下旬
          シアター・イメージフォーラムにてロードショー公開
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 『櫻の園』『12人の優しい日本人』の中原俊監督が、現代社会や大都市が抱える闇に真っ向から挑み、ひいては結婚制度のあり方まで、数々の問題定義を観客に投げかけた『DV』が、2005年1月下旬よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー公開される。

 ここ数年、日本において「DV」という言葉はすっかり市民権を得た。
「DV」とはすなわち“ドメスティック・バイオレンス”を意味する。一般的に日本では「夫やパートナーが、妻や恋人に対してふるう暴力」と説明されている。DVは病める現代日本が抱えるもっとも大きな社会問題のひとつだといえるのではないだろうか。

 本作で、DVの当事者である夫・昭吾役には、今やこの人なしでは日本映画は語れない、遠藤憲一。その確かな演技力と個性あふれる風貌で日本映画界を背負って立つ存在となった彼のバイオレンスかつセクシャルな演技は多くの大人の女性客のハートをがっちり掴むだろう。夫の暴力におびえる妻・泰子には多数の候補の中からオーディションを経て選ばれた新人・英由佳。体当たりの暴力シーンやラブシーンも見逃せない。

■『DV』公式サイト:http://www.fullmedia.co.jp/dv/