日本・香港合作で映画化不可能と云われた禁断のサイコ・ホラー巨編『最後の晩餐』が、2005年2月12日(土)より渋谷UPLINK X、3月12日(土)より大阪シネ・ヌーヴォにて公開される。

 原作は、「呪怨」「呪怨2」のノベライズなどで知られる、ホラー小説界のヒットメーカー・大石圭の書き下ろし最新作「湘南人肉医」(角川ホラー文庫刊)。カニバリズムという題材と刺激的な描写が話題を呼んで、’03年11月の発売以来5万部を超えるベストセラーとなっている。そのあまりのショッキングな内容から映画化は不可能といわれてきたが、世界的なジャパニーズ・ホラーブームを生み出した日本映画界と、“人肉饅頭”シリーズなどで知られる香港映画界がタッグを組み、禁断のプロジェクトを実現させた。

【ストーリー】
湘南で整形外科医として働く小鳥田優児(加藤雅也)は、“神の手”と称されるほどの名医。かつての優児は内向的でコンプレックスの塊のような男で何事にも満たされないものを感じていた。大学でも劣等性で同級生・加奈子の父親が経営するクリニックにお情けで就職させてもらったのだ。ある時、優児は手術で吸引した女性の臀部の脂肪を持ち帰り、衝動的に食べてしまう。麻酔が施されていたため苦く、美味しいものではなかったが、タブーを破ったことに対して彼は強いエクスタシーを感じ、初めて満たされたと感じる。それが次第にエスカレートし…。

主人公の整形外科医・優児役に加藤雅也、共演には匠ひびき、前田綾花、原史奈など。

■『最後の晩餐』公式サイト:http://www.last-supper.jp/