人生で、一番楽しい青春時代を必死で病と闘い、最後まで前向きに生きようとした一人の少女の実話を基に作られた『1リットルの涙』の公開日が決定した。
 高校に入学した15歳の時、神経細胞が次第に変化していくという難病「脊髄小脳変性症」を発症する。病気が進み、歩行不能となり寝たきりの生活を強いられながらも家族等の暖かい支えに感謝を捧げながら必死で生きたが、88年5月に25歳で他界。

作品は、同本に加え、亜也さんのお母さん・潮香さんの手記をまとめた「いのちのハードル」(同出版社/26万部売上)をもとに、難病発症から死までの日々を家族や主治医とのこころのふれあいを中心に描かれ、ロケの8割は豊橋市で行われた。

原作は、彼女の日記を編集し、1986年に出版され大きな反響を呼び、それ以降、57万部のベストセラーとなり、現在もロングセラー。
公開は、2005年2月5日(土)より、テアトル池袋を皮切りに全国順次ロードショー

STORY:主人公、亜也を襲った病気は脊髄小脳変性症という難病。
亜也は中学3年生の時に発病するが、難関の県立東高校に入学する。症状の進行と共にやがて動作が鈍くなり、学校内の移動ですら友人らの手助けがなくては困難な状況に…学校から転校を迫られる。
亜也は友人らの負担の限界を知り、養護学校への転校を決断する・・・。

*『1リットルの涙』作品紹介
 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5192