1999年9月21日、台湾大震災より5年
大切な人を失った時、あなたはだれに手紙を書きますか

『生命−希望の贈り物』新潟中越地震チャリティ試写会

 1999年9月21日に起きた台湾大地震は、台湾中部の山岳地・九分二山の人々の生活を一変させました。出稼ぎなどで家を離れていたために生き残った人々は、家を失い、家族を失い、それでも変わり果てた郷里の土砂の中に家族の姿を求めます。ふたりの子供を失った日本で働く夫婦、両親を見つけられなかった姉妹、一家のほとんどと死別し悲しみを受け入れようとする女子大生。人は心に負った痛みをどうやって乗り越えるのでしょう?
『生命(いのち)−希望の贈り物』は、先ごろ台湾で公開され、ドキュメンタリーとしては異例の大型ヒット作となった作品です。

 2005年1月17日、阪神淡路大震災から10年の節目を迎えます。阪神、集集(台湾)と、人々は自然の猛威や復興への困難にあいながらも、協力関係を深め復興をしてきました。その経験から生まれたものを、新潟のこれから始まる復興につなげたいと思い、劇場公開にさきがけてこのチャリティ試写を企画しました。どんなに理不尽で悲惨な光景を見てしまっても、人が生きていくという暖かさをみつけられるはずという、監督の“希望”にかける思いが伝わってくる作品です。ぜひ、ご参加ください。

日時: 2005年1月14日(金)
会場: 紀伊國屋サザンシアター
開場:18:00 開映:18:30
   ※上映後、呉乙峰(ウー・イフォン)監督によるトークを予定
入場料金:1500円(税込)
前売券はチケットぴあ http://t.pia.co.jp/ にて(Pコード:550-956)、
当日券は会場にて発売予定。

※この試写会の売上げは朝日新聞厚生文化事業団を通じて新潟の復興活動に寄付されます。
※寄付金の結果報告は寄付完了次第、後日シネマトリックスのホームページ http://www.cinematrix.jp/ に掲載いたします。

主催:シネマトリックス、ポレポレ東中野
後援:朝日新聞厚生文化事業団  協力:台湾資料センター
お問い合わせ:シネマトリックス TEL:03−5362−0671
http://www.cinematrix.jp/

呉乙峰(ウー・イフォン)監督作品
『 生命(いのち)— 希望の贈り物 』
2005年 お正月第二弾
ポレポレ東中野(東京)、第七藝術劇場(大阪)にてロードショー