市川雷蔵世界へ!
来る11月20日、日本人建築家谷口吉生氏の手によりリニューアルオープンされるニューヨーク近代美術館(MoMA)の記念イベント映画祭“プレミア”で、市川雷蔵主演『新・平家物語』(配給:角川映画)が上映されることが決定いたしました!
日本映画最高峰の才能が結集した絢爛豪華な時代絵巻が、世界中の観客の喝采を浴びることとなります!

*MoMAリニューアル・オープン記念映画祭“プレミア”は11月21日〜2005年1月31日まで開催され、スタンリー・キューブリックの『突撃』、ジャン・リュック・ゴダール『選ばれた時』など世界的巨匠の作品とともに日本映画を代表して『新・平家物語』が上映されます。

邦画初のデジタル・リマスター版上映!

『新・平家物語』(1955年)は溝口健二監督と市川雷蔵が組んだ最初で最後の作品ですが、当時の技術イーストマン・カラーで製作された本作は、経年による退色が激しく、この度版権を保有する角川映画と東京国立近代美術館フィルムセンターが、共同事業としてカラー邦画初のデジタル・リマスター版製作を行いました。これにより当時の鮮やかな色彩を蘇らせて上映されることとなりました。

『市川雷蔵祭 艶麗』 11/27よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

2004年は市川雷蔵が大映のニューフェイスとして『花の白虎隊』でデビューしてから、ちょうど50周年を迎える記念の年です。生涯に158本の出演作を残し、37歳という若さで夭逝した不世出のスター、市川雷蔵の足跡を辿る『市川雷蔵祭 艶麗』が、11月27日シネスイッチ銀座を皮切りに全国でロードショー上映されることが決定しました。全41作品一挙上映。スクリーンに蘇る市川雷蔵の艶姿にご注目を!

配給/角川映画