ポレポレ東中野にて開催中の特集上映「マスターズ・オブ・カット 日本映画を斬った男 映画編集者・浦岡敬一の世界」のトークショーを開催!

★初日レポート!!
 初日11月6日(土)、トークショーのゲストとして浦岡敬一氏と山田洋次監督が来場、6本の映画でコンビを組んだ松竹・大船撮影所時代を振り返りました。
「映画に一番力があった時代に、彼とすばらしい時代を共有できた」と山田監督が話せば浦岡氏も「山田監督とずっと仕事がしたかった」と話すなど、ウラちゃん、ヨウちゃんと呼び合い、双方が認め合った仲。山田監督は「撮影現場にいない編集者に、撮ったラッシュを認められると一番ほっとする」と、客観的に素材を見て繋いでくれる編集者への信頼感について語りました。

★来る11月13日(土)19:30、最前線で活躍する現役編集者が来場!
 今週末は、編集者4名がトークショーのゲストとして来場、現場の最前線を明かします。
今回のために実際に撮影した「ひとりの侍が川に流れる紙を斬る」という4コマ映像を使った6通りの編集パターンを上映し、モンタージュの違い、編集者が持つ“間合い”について語ってもらいます。また、編集をめぐった映画監督との対立、その対処法、ノンリニア編集の導入がもたらしたメリット、デメリットなど、ここでしか聞けない体験談ばかりです。
 そして、ホームページの“お悩み相談所”を寄せられた、編集についての疑問、質問にプロの編集者がお答えします。

○日程  :11月13日(土)19:30 「映画編集の最前線 フィルムとデジタル」
 会場  :ポレポレ東中野
 ゲスト :鍋島惇氏「華麗なる一族」「ゆきゆきて、神軍」
      掛須秀一氏「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」
      阿部亙英氏「バトル・ロワイアル」「美しい島 キリシマ」
      村本勝氏「アレクセイと泉」
 司会進行:宮澤誠一氏(日本大学芸術学部・教授)
 上映作品:「ユンボギの日記」

※この特集上映は11月26日(金)まで開催されます。

 11月20日(土)19:30には、浦岡敬一氏、佐藤忠男氏(日本映画学校・学校長)によるトークショーがあります。編集という切り口から日本映画史を見直します!
 こちらも是非、ご来場下さい。

以上