3月末からシアター・イメージフォーラムにてレイトロードショー中の『土方巽 夏の嵐 2003〜1973 燔犧大踏鑑』が、好評によって上映延長が決定した。

世界的ダンス・ブームの中、特に注目を集めている日本のBUTOH。1950年代末からの戦後日本のアヴァンギャルド・アートのムーブメントの渦中から立ち現れた舞踏、その創始者としての土方巽の名は今なお燦然たる輝きを放ち、様々な芸術ジャンルに多大な影響を与えてきました。1973年に自らの舞踏を封印した土方巽の、映像として残された最後の公演がこの「夏の嵐」です。全共闘運動の残り火がまだ消えやらぬ京都大学構内での伝説の舞踏は、3台の8ミリフィルムのカメラに記録され、30年の時を経て、最新のデジタル技術を駆使し、鮮やかに蘇りました。土方巽:暗黒舞踏の頂点の映像が今ここに展覧されます。

公開延長を記念して、追加イベントも企画されている。

5月8日(土)21:00〜 宇野亜喜良(イラストレーター)。
5月14日(土)21:00〜 企画中

公式ページ
http://www.imageforum.co.jp/hijikata/