日本を代表する景勝地・函館山山頂にて毎年12月に開催される函館港イルミナシオン映画祭。函館出身で映画監督としても活躍するミュージシャンのあがた森魚さんがディレクターをつとめるこの映画祭は、シナリオを募集しその中から選ばれたシナリオ大賞2本から、篠原哲雄監督「オー・ド・ヴィ」、前田哲監督「パコダテ人」が誕生している。2002年の短編部門受賞作3本「RUN-ing」「自転少年」「巡査と夏服」も公開待機中である。
 映画祭10周年を迎える今年は、開催地である函館市から特別後援が得られることとなり、長編シナリオグランプリには、函館市長賞として賞金300万円が授与されることとなった。

<募集内容>
A 長編映画用シナリオ
B 短編映画用シナリオ

オリジナルで未発表のものに限ります。原作の脚本化、他コンクールへ応募したものは不可。時代、場所などの設定に基準はありません。

<応募資格>
プロ、アマの一切を問いません。

<応募規定>
A部門 200字詰め原稿用紙換算120枚〜200枚まで。400字程度のあらすじと人物表を添付。
B部門 200字詰め原稿用紙換算40枚まで。400字程度のあらすじと人物表を添付。

原稿の右肩をクリップ留めして通し番号をふること。

A,B部門それぞれ1作品まで応募可能。また、応募原稿のコピーを1部必ず同封すること。
本年度から1作品につき応募用紙(複製可)が必要になります。全国のシナリオ関連の教育機関、映画館にて入手可能です。ファックスでも入手可能ですので下記の東京事務局にお問い合わせください。
尚、応募原稿は一切返却いたしません。

<応募締切>
2004年7月30日(金)当日消印有効

<賞>
A(長編)部門 函館市長賞(1名)賞金300万
        佳作(2名) 賞金5万円
B(短編)部門 グランプリ(1名)15万円
        佳作(1名)5万円

<発表と授賞式>
2004年11月に東京都内で発表が行われた後、授賞式を2004年12月3,4,5日に函館市で開催される函館港イルミナシオン映画祭にて行います。

<審査員>
荒俣宏(作家)、飯田譲治(監督)、河井信哉(プロデューサー)、川本三郎(評論家)

<受賞作品の扱いについて>
受賞作は、本年の映画祭開催時に発行するシナリオ小冊子に掲載します。映像化権はオメガ・プロジェクト株式会社が所有します。

<応募先>
162−0805
東京都新宿区矢来町111日本出版社ビル5階
函館港イルミナシオン映画祭 東京事務局(オムロ内)
「2004 函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞」係

<この件についてのお問い合わせ>
有限会社オムロ 電話03-5206-6371 担当:清瀬、西田

<主催>
函館港イルミナシオン映画祭実行委員会