今月1日に、重体だった女優マリー・トランティニャンが死亡した。検死解剖の結果、死因は頭部殴打によるものであることが分かった。顔面などを繰り返し殴られたことで頭がい骨に損傷を負い、昏睡状態に陥ったものとフランスの検死当局者はみている。トランティニャンさんは27日に映画撮影のため滞在していたリトアニア・ビリニュスのホテルでで友人のロック歌手・ベルトラン・カンタに暴力を振るわれ、意識不明の重体に陥り、その後家族の希望で搬送されたフランスの病院で死亡した。逮捕されたカンタは、精神状態が不安定なため、刑務所内の病院に収容されている。