日本のカウリスマキ?! もしくはジャームッシュ?!

若干23歳で撮り上げた山下敦弘初監督作品『どんてん生活』はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2000 オフシアターコンペティションのグランプリを受賞。各国の映画祭で笑いと絶賛の嵐を呼び、「まるで日本のアキ・カウリスマキ!」と評された。
満を持して放つ山下監督第2作は、その名も『ばかのハコ船』。現在も様々な国際映画祭に招待され続け、各地で好評、山下節の万国共通性を証明した。
『ばかハコ』は山下監督25歳の作品だが、スタッフもまた、平均年齢20代と脅威の若さ! 20代男女の悲喜こもごもを同世代ならではの目線で描きつつも、その絶妙な間による笑いは、若さよりもむしろ熟練の技さえ感じさせる。
さらに山下監督は、阿佐ヶ谷スパイダース主宰・長塚圭史と山本浩司のふたりを主演に迎え、第3作『リアリズムの宿』<原作:つげ義春、音楽:くるり>を既に撮影完了。2003年は山下敦弘から目が離せない!

■オリジナルサウンドトラック、今夏発売予定!
『どんてん生活』に続いて、映画音楽を担当した赤犬によるオリジナル企画版『ばかのハコ船』を今夏発売予定! 何故夏かは聞いてはいけません!!
定価:\未定
製作:AMATERA.U.S.A. www.akainu.com
発売:P-VINE

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何をやってもうまく行かない男と女
嗚呼、『ばかのハコ船』は何処へ行く・・・?!
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若いカップルがとある地方の駅に、成功を夢見て降り立つ。彼らが手にしているのは自ら開発した健康飲料「あかじる」。東京では失敗に終わった「あおじる」ならぬ「あかじる」を、親類縁者のコネを使ってなんとかしようとしているのだ。とはいえ、明るさがない、愛想がない、要領が悪い、商売からかけ離れているふたり。嗚呼、そんな彼らに何ができるのか・・・。

『ばかのハコ船』、20代男女の奇妙な向上心が笑いと悲哀を呼ぶ、イタくて斬新なコメディだ。『どんてん生活』で主人公を演じた山本浩司がふたたび本作にも主演、山下との絶妙のコンビで魅せる。

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映画『ばかのハコ船』は、4月 26日(土)より、テアトル新宿にてレイトロードショー!!
    テアトル梅田他にて全国順次公開!
     http://www.bitters.co.jp/bakahako/

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