本作は2002年のカンヌ映画祭コンペ部門に出品され、一大センセーションを巻き起こしたクローネンバーグ監督渾身の衝撃作である。ミステリー界で超カルト的人気を誇るパトリック・マグラアの小説『スパイダー』を、『シンドラーのリスト』『イングリッシュ・ペイシェント』のレイフ・ファインズ主演で映画化。

公式サイトでは、ストーリー、スタッフ&キャストの紹介はもちろん、作品の世界観を感じていただけるデジタルツールのダウンロード、本作を深く理解するために必須となる、クローネンバーグ監督に関する連載コラムコーナーを開設し、本格オープン致しました。

今後は、先月行われたクローネンバーグ監督来日記者会見の映像や、インタビュー、メイキングを盛りこんだ、公式サイトだけでお楽しみいただける限定映像コーナーを開設し、ますます充実のコンテンツを取り揃えてまいります。

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映画『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』
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「私の母は、殺された。」──
現実と妄想の狭間で、スパイダーは記憶の糸をたぐり寄せる…

ロンドンのある駅に一人の男(レイフ・ファインズ)が降り立つ。男の名はデニス・クレッグ。かつて最愛の母から「スパイダー」と呼ばれた彼は、少年時代を過ごした故郷に20数年ぶりに戻ってきた。狂気の淵をさまよいながら、スパイダーは幼き日の記憶の糸をたぐり寄せる──自堕落な娼婦の虜となった父(ガブリエル・バーン)が、愛人と共に献身的な妻である母(ミランダ・リチャードソン)を殺したのだ…。

忌まわしき記憶は真実なのか?それとも…? 現実と妄想の狭間で、
いま新たなる《もう一つの真実》が目覚めようとしていた──!

出演:レイフ・ファインズ/ミランダ・リチャードソン/ガブリエル・バーン
監督:デイヴィッド・クローネンバ−グ
原作・脚本:パトリック・マグラア(ハヤカワepi文庫)
提供:メディア・スーツ/ビッグショット
2002年/フランス+カナダ+イギリス映画/98分

3月29日(土)ニュー東宝シネマほか全国ロードショー

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