デイヴィッド・クローネンバーグが放つ、戦慄のスリラー

《デイヴィッド・クローネンバーグ》という名前の持つ魔力に、抗うことができるだろうか?──1作ごとに論争を巻き起こし、円熟に背を向け我々を挑発するカルトの巨匠。その圧倒的なオーラは、彼のファンならずとも無視することは困難だ。

本作は2002年のカンヌ映画祭コンペ部門に出品され、一大センセーションを巻き起こしたクローネンバーグ監督渾身の衝撃作である。ミステリー界で超カルト的人気を誇るパトリック・マグラアの小説『スパイダー』を、『シンドラーのリスト』『イングリッシュ・ペイシェント』のレイフ・ファインズ主演で映画化。

3月29日(土)の公開に先駆け、公式サイトがプレオープン。予告編映像にて、いち早くクローネンバーグの世界観を体験することができます。

また、監督の20年ぶりの来日も決定!今後、公式サイトでは、カンヌ映画祭でのインタビューレポートほか、公式サイト限定コンテンツを公開予定です。

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映画『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』
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「私の母は、殺された。」──
現実と妄想の狭間で、スパイダーは記憶の糸をたぐり寄せる…

ロンドンのある駅に一人の男(レイフ・ファインズ)が降り立つ。男の名はデニス・クレッグ。かつて最愛の母から「スパイダー」と呼ばれた彼は、少年時代を過ごした故郷に20数年ぶりに戻ってきた。狂気の淵をさまよいながら、スパイダーは幼き日の記憶の糸をたぐり寄せる──自堕落な娼婦の虜となった父(ガブリエル・バーン)が、愛人と共に献身的な妻である母(ミランダ・リチャードソン)を殺したのだ…。

忌まわしき記憶は真実なのか?それとも…? 現実と妄想の狭間で、いま新たなる《もう一つの真実》が目覚めようとしていた──!

出演:レイフ・ファインズ/ミランダ・リチャードソン/ガブリエル・バーン
監督:製作:デイヴィッド・クローネンバ−グ
原作:脚本:パトリック・マグラア(ハヤカワepi文庫)
2002年/フランス+カナダ+イギリス映画/98分

3月29日(土)ニュー東宝シネマほか全国ロードショー
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