国交樹立50周年を記念して、来たる9月25日から10月2日までの8日間にわたり、国際交流基金フォーラムにてスリランカ映画祭が開催される。
 8年ぶりの開催となる今回の上映作品は、昨今の新作を中心にセレクトされた10作品。スリランカ社会のさまざまな側面を映し出すラインナップだ。
 スリランカ映画と言えば、黒澤明、サタジット・レイとともにアジア映画の三羽烏と呼ばれた巨匠レスター・ジェームス・ピーリス。そのL・J・ピーリスも、8年ぶりの新作『湖畔の邸宅』を引っさげて来日。夫人であり女性の生きざまを描いてきたスミトラ・ピーリス監督とともにトークショーを行う。
 そのほか、シンハラ語文学の最高峰を映像化した『蓮の道』のティッサ・アベーセーカラ監督と翻訳を手掛けた野口忠司氏による文学と映画をめぐる議論も予定されている。

●2002/9/25(水)〜10/2(水) 赤坂・国際交流基金フォーラム(赤坂ツインタワー1階)にて

●チケット:チケットぴあにて9/24まで発売(電話予約は21日まで)
前売り 1回券600円、3回券1500円
当日  1回券800円、3回券2100円

●お問い合わせ
「スリランカ映画祭2002」事務局(ぴあ(株)PFF事業局内)
電話 03-3265-1425(月〜金 10:00〜18:00、土日祝休み)

●会期中のお問い合わせ
国際交流基金アジアセンター 電話 03-5562-3892

●国際交流基金アジアセンターHP http://www.jpf.go.jp/j/

●上映作品
『湖畔の邸宅』2002年/124分/監督 : レスター・ジェームス・ピーリス
『スリ』2002年/85分/監督・主演:リンタン・セーマゲー
『白い影』2002年/113分/監督 : スニル・アーリヤラトゥナ
『告白』2001年/112分/監督 : ベナットゥ・ラトゥナーヤカ
『私への旅』1998年/103分/監督 : ワサンタ・オベーセーカラ
『城壁』1997年/85分/監督:プラサンナ・ヴィターナゲー
『長女』1993年/148分/監督:スミトラ・ピーリス
『蓮の道』1987年/140分/監督:テイッサ・アベーセーカラ
『変革の時代』1982年/84分/監督:レスター・ジェームス・ピーリス
『ジャングルの村』1980年/124分/監督:レスター・ジェームス・ピーリス