演技は、独特の個性派で多数の喜劇映画などに出演された女優の清川虹子さんが24日、肺出血のため川崎市の病院で死去。89歳。
あくの強い演技は、「復讐するは我にあり」「楢山節考」などで観客をスクリーンをくぎ付けにし、90年、勲四等瑞宝章受章した。
最近では、「平成狸合戦ぽんぽこ」(94)で先日亡くなった柳家小さん師匠とともに声優にも挑戦し、おろく婆を演じ記憶に残っている人も少なくないはず。
スクリーンでは、江利チエミ主演の「サザエさん」シリーズで母親のフネを演じ同作品でTVでも人気作品となった、最近では「故郷」(99)「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」(99)が最後の作品となった。